HYDE、5DAYSツアーのRock Dayがスタート 新曲初披露に「控えめに言ってもカッコええで」

9月5日(土)に“Acoustic Day”からスタートした『HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde』の“Rock Day”初日がZepp Haneda (TOKYO)で行われた。

今回のライヴは9月5日、6日、7日を<Acoustic Day>、9月11日と12日を<Rock Day>と称して実施される5日間の公演で、有観客&配信の両方で参加できる公演となっている。


コロナ感染症拡大の予防対策として、会場で観られる公演チケットの販売は“会場収容人数(椅子使用時)50%以下”かつ“公演日に東京都に在住のファンクラブ会員が対象”となっており、配信ライヴとしてはSHOWROOMの有料ライヴ機能“Premium Live”で生配信された。

また、HYDEのオフィシャルTwitterで、「スタッフ含め142人全員PCR検査が陰性」とHYDEが発信し、コロナ対策に万全を期して臨むライヴとなっている。

そして本日Rock Dayからは、生配信の視聴者を会場客席に設置した巨大LEDスクリーンに投影するSHOWROOMの新システム“SHOWROOM Arena (β)”が初導入された。

1曲目から客席フロアに設置された玉座に座って歌唱するHYDEが映し出される。1階フロアに観客の姿はなく、設置されているのは2台の大型LEDスクリーンのみ。そのLEDスクリーンには、HYDEのライヴを配信で鑑賞中のたくさんのファンの姿が投影されていた。

「茶の間〜!!」とHYDEが叫び、あたかもフロアに人がいるかのように煽る。配信を見ているファンのボルテージは一気に最高潮まで上がり、叫べない代わりに、SHOWROOMのコメントや、SNSなどで声援を送るファンが続出。配信ライヴでしか味わえない近さのHYDEに視聴中のファンは卒倒必至。

HYDE、5DAYSツアーのRock Dayがスタート 新曲初披露に「控えめに言ってもカッコええで」

途中、ブラックライトで光る特殊な舞台セットがダークで不気味な雰囲気を演出。配信ライヴであることを意識した数々のギミックが仕込まれていて、見ているファンの心を掴み、離さない。

この日は3月に発売したシングル「BELIEVING IN MYSELF/INTERPLAY」からINTERPLAYをライヴ初披露。
そしてハイライトは、新曲「LET IT OUT」。HYDEは「ワクワクしてるでしょ? 控えめに言ってもカッコええで」と宣言。

この「LET IT OUT」は11月25日(水)にシングルで発売されることも発表。シングル発売に先駆けて、11月6日(金)に先行配信されることも決定した。

MCでは、「2020年こんなになるとは思わなくて、プランは全部パーになったけど、何かできることはないかなと考えた結果がこれで。(HYDEがLEDスクリーンを前にして、)デジタルでつながってるわけだから、生き霊を飛ばして、かかってこいや!! もっとはっちゃけろ!」と煽った。

9月5日、6日、7日と3日間行われたAcoustic Dayが内なる秘めた思いを楽曲に乗せ、語るライヴだったのならば、その思いを全てぶちまけたと言える戦闘的かつアグレッシブさに特化したHYDEの本質が見られたRock Day初日のライヴだった。

HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hydeは、明日9月12日に最終公演が開催される。

『HYDE LIVE 2020 Jekyll & Hyde“』詳細:https://hydelive2020.hyde.com/

リリース情報


New Single
「LET IT OUT」

2020年11月6日(金) タイトル曲「LET IT OUT」先行配信
2020年11月25日(水)  CD発売

【初回限定盤】CD+DVD
UICV-9329 / ¥2,000(税抜)
【通常盤】CD
UICV-5085 / ¥1,200(税抜)

[収録曲]
1. LET IT OUT
2. GLAMOROUS SKY
〈DVD〉 ※初回限定盤のみ収録
「LET IT OUT」Music Video & Documentary

■HYDE オフィシャルサイト
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