『マツコの知らない世界』でも紹介された、音楽を聴きながら寝落ちできる寝ホン

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた
イラスト:ゆいざえもん

オーディオ機器ブランド1MOREより登場した、装着したまま睡眠できるイヤホン(通称・寝ホン)ComfoBuds Zがバージョンアップ。ComfoBuds Miniとして、Amazonと楽天市場の公式ストアで発売されているほか、限定カラーもラインナップし、クラウドファンディングを実施している。

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

片耳わずか3.7g! 自動電源オフ機能も搭載

片耳の重量は3.7g、サイズはわずか17x13mmと、コンパクトで小型なデザインのComfoBuds Miniは、高集積精密構造と人体工学を融合する新しい設計により、イヤホンを耳の中で安定させると同時に、イヤホンのサイズや重さによる装着の不快感を極力軽減。専用アプリには癒しサウンドを準備しており、眠りの深さを察知して自動電源オフになるので、付けたことを忘れ睡眠に没入できる。


つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた
イラスト:ゆいざえもん
つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

独自の技術で複数のノイズコントロールモードが選択可能

1MORE独自のQuietMaxTMアクティブノイズキャンセリング技術を導入。両耳の4つの音声受信マイクと連動し、環境ノイズを収集して分析することで、最大40dBのノイズを低減、高度で正確なノイズキャンセリングを実現している。

用意された「(ノイズキャンセリング)強モード」「(ノイズキャンセリング)弱モード」「風切り音防止モード」「外音取込みモード」の4つのリスニングモードは、すべてのシーンでの異なるユーザーのニーズを満たすことができるだろう。

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた
イラスト:ゆいざえもん
つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

音質にも自信あり! グラミー受賞者がサウンドチェック

音響機器にこだわり開発を行ってきた1MORE。ComfoBuds Miniは、音楽産業において傑出した実績をあげたアーティストに贈られるグラミー賞を受賞した音響技師Luca Bignardi氏が最終調整・チューニングを担当、バランスのとれた自然な音楽を正確に再現し、安定した音質を堪能することができる。

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

スムーズでシームレスなユーザー体験

ComfoBuds Miniはフル充電で6時間の連続再生が可能。充電器と組み合わせると最大24時間(ノイズコントロールオフ時)再生でき、バッテリー切れの心配をすることなく外出が可能だ。

「小さくて美しい」というデザインコンセプトを採用したComfoBuds Mini。カラーリングはオブシディアンブラックマイカホワイトの2種類を展開。イヤホンと同様に小型で丸みのある充電器は、手のひらに収まり、ポケットに入れても簡単に取り出して使うことができる。

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

また、シックなブラック・人気のホワイトに加え、今回クラウドファンディングを実施しているCAMPFIREでは、限定色のレッドが仲間入り。

なお、CAMPFIREでComfoBuds Miniを支援すると、クリア収納ケースをプレゼントする。
クラウドファンディングは6月27日(月)まで実施中。

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた



寝ホン「ComfoBuds Mini」を1週間、実際に試してみた

良質なオーディオ製品に定評がある中国の音響メーカー1MOREから登場した「ComfoBuds Mini」は、昨年発売され、『マツコの知らない世界』(TBS系)で紹介され話題になった「ComfoBuds Z」をアップデートした後継機種だ。

さて、さっそく開封してみよう。楕円形のケースは一見、大涌谷の「黒たまご」を思わせる。サイズ感は、かつてブームとなった「たまごっち」をイメージしてほしい。マットな表面はサラッとした感触がさりげなく高級感を醸し出す。手にしているだけで気持ちがよく、所有感を刺激する。
 
つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

ケース上部をパカッと開くとイヤホン本体が姿を現す。ケースから引っこ抜くように取り出し、耳に挿し込むとその小ささが実感できる。耳全体を手のひらで覆ってみるとわかるのだが、イヤホンに突起した部分がなく、耳の中にほどよく収まるのだ。なので、寝返りを打ってまくらに触れても抜け落ちたり、耳の中に押し込まれるような圧迫感がほぼない。これは「寝ホン」にとって極めて重要なポイントだ。


左右それぞれ3.7gという軽さも、耳との一体化に一役買っているのは明らか。付属のイヤーピースは4サイズから選べるので、自分の耳にあったものを選べばしっかりとフィットするはず。ただし、その小ささゆえ、付属のもの以外のイヤーピースをつけるとケースに収まらない可能性があるのでご注意を。

「寝ホン」に期待したいもうひとつの機能がノイズキャンセリングだ。静寂の中で音に包まれる没入感は、心地良い眠りへと導いてくれる。通常、ノイキャン機能が搭載されている機種は耳からはみ出るほど大きいので、このサイズでしっかりと効くノイキャンを搭載しているのは驚きだ。もともと遮音性が高い機種なので「ノイキャンなんて必要かな?」とも思ったのだが、実際につけて街の雑踏の中を歩いてみると、最も効きが強い「ディープ」では周辺音が低減するのがハッキリとわかった。だが、室内で「寝ホン」として使用する分には「マイルド」でも十分効果的だ。

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた

「寝ホン」が「寝ホン」として機能するには、「何を聴けば寝落ちできるか」もまた重要となるわけだが、そのソリューションが専用アプリ「1MORE Music」内にプリセットされている癒やし音の数々だ。川のせせらぎ、波、雨、滝などの環境音およそ30種類の中から選ぶことができる。ちなみに筆者を最速で眠りへと誘なったのは「Medium Waves」。さざ波が左から右へと途切れることなく一定のリズムで流れる、癒やしの自然音だ。
最短30分から最長150分まで設定できるタイマー機能もうれしい。

1週間ほど使ってみて感じたのは、「寝ホン」として非常に優れた製品だが、それだけにとどまらない、オールラウンドな完全ワイヤレスイヤホンであるということ。バッテリーの持ちもノイキャンオンで5時間、オフなら6時間、さらに10分の充電で90分再生可能な急速充電にも対応しているので、丸1日外出していたとしてもケースを持っていればバッテリー切れで困ることはないだろう。夜だけではなく、1日中持って出歩きたいイヤホンだ。

ひとつ難点を挙げるとすれば、あまりに小さい上に表面がツルツル滑りやすく、落としがちなこと。これは小型軽量のトレードオフともいえるが、くれぐれも紛失しないように気をつけてほしい。
(金澤隆志)

ComfoBuds Mini製品情報・仕様

つけたまま寝られる? 1MOREのワイヤレスイヤホン「ComfoBuds Mini」を試してみた
モデル:ES603
イヤホン重量(片方):3.7g
充電ケース重量:34.9g
総重量:42.3g
イヤホンサイズ:17×15×13mm
充電ケースサイズ:56.5×50×24.5mm
イヤホンバッテリー容量(片方):34mAh
充電ケースバッテリー容量:440mAh
イヤホン充電時間:70分間
充電ケース充電時間(ケーブル):90分間
インピーダンス:32Ω
通信距離:10m(見通しの良い状態で)
Bluetooth仕様:Bluetooth(R)5.2
対応Bluetoothプロファイル:HFP / A2DP / AVRCP

使用可能時間(ANC OFF)
イヤホン(片方):6時間
充電ケース使用:24時間
使用可能時間(ANC ON)
イヤホン(片方):5時間
充電ケース使用:20時間
BLEモードイヤホン(片方)再生時間:8時間
入力:5V 0.7A
作動温度:0℃〜45℃
周波数:2.400GHz〜2.4835GHz



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