吉田羊、カンヌで5年前の誓いを実現「その時の言葉が現実となりました」
吉田羊オフィシャルインスタグラム(@yoshidayoh_official)より

女優・吉田羊が21日、自身のインスタグラムを更新し、第78回カンヌ国際映画祭への参加を経て無事に帰国したことを報告。初めてのカンヌで体験した濃密な時間と感動を長文で綴った。


今回、吉田が参加したのは、石川慶監督の最新作『遠い山なみの光』。本作は「ある視点」部門にノミネートされており、吉田は「石川慶監督、原作者のカズオ・イシグロさん、主演の広瀬すずさん、松下洸平さん、三浦友和さん、私の娘役のカミラ・アイコさんらと共にレッドカーペットを歩かせていただきました」と報告した。

5年前、BS-TBSの旅番組『新・地球絶景紀行』で初めてカンヌを訪れた吉田は、その際「レッドカーペットを歩いてみる」という企画があったにも関わらず、「本番までとっておきます」と宣言し、実際には踏み出さなかったという。「そして今回、その時の言葉が現実となりました」と、過去の自分との約束を果たした喜びを噛み締めた。

カンヌの街については、「街中が映画愛に溢れ、作り手も観客も垣根なくその特別な時空間を楽しんでいました」とし、映画祭の独特な熱気を回想。「トム・クルーズのそっくりさん(+3人のSPそっくりさん)」によるハプニングも微笑ましく紹介し、「そんなお遊びを楽しんじゃうところも、お祭りならでは」と綴っている。

プレミア上映では、作品の上映後にスタンディングオベーションが起こり、吉田は「作品が皆様の心に届いたのだなと嬉しく、胸がいっぱいになりました」と感無量の様子。「カンヌのお客様は素直だから、面白くなければ途中で帰るし、拍手も絶対にしない」と聞いていたため、その反応は格別だったようだ。

「レッドカーペットの、映画愛に燃えるような赤は、この目に焼き付いて一生忘れることはありません」と振り返る吉田。日本公開は約3ヶ月半後を予定しており、「早く日本の皆様にもお届けしたいです」と投稿を締めくくった。


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【参照元】
吉田羊オフィシャルインスタグラム
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