義実家にとって、たった一人の孫を産んだ理恵。義両親からは何かと気にかけてもらい、すっかり“義実家の中心”のような存在になっていた。そんな環境に、理恵もどこか優越感を抱いていた。
ところがある日、義兄がのちに理恵の義姉となる婚約者を連れてくる。女優のように可愛らしい彼女は、あっという間に義実家の人気者に。義両親も親戚も彼女をちやほやし、場の中心はすっかり婚約者に移ってしまう。
それまで注目を集めていた理恵は、面白くない気持ちでいっぱいに。やがてそのモヤモヤは嫉妬へと変わり、何もしていない義姉にきつく当たるようになってしまい……。