整形は私の希望なのか?
大学入試も高校入試同様、自分の行きたい学校なのかわからないまま受験しました。「自分が本当に行きたいところを真剣に考える」ということを、私は放棄していました。だって、いくら真剣に考えても、母の意見と違ったらまた母は猛反対し、不機嫌になることがわかっていたからです。それだったら母の言いなりになる方がずっと楽でした。
整形も同じでした。「自分が整形したいか? したくないか?」と考えることは放棄していました。それに、このころにはもう「整形していない自分はブスだ」「容姿が悪いと見下される」「愛されない」という母から教わった固定観念が染みついていました。固定観念と言えば聞こえは悪くないかもしれませんが、要は母からの洗脳です。
――ありのままのブスな私は見下される。愛されない
そう洗脳された私は、整形しないでブスなまま生きるということが恐怖でした。
※次回に続く「親に整形させられた私が、母になる」(全78話)は1日2回更新!
※この物語は作者の経験を基に、一部編集しています
※今回の体験記に記載された症状や対処法は、あくまでも筆者の体験談であり、症状を説明したり治療を保証したりするものではありません。また、適切な時期に医療機関に受診することをお勧めします。