
15日に放送されたテレビ朝日系「関ジャム 完全燃SHOW」でミュージシャン・俳優の吉川晃司が、布袋寅泰と結成した伝説のユニット・COMPLEXの復活ライブについて心境を語った。
当時リリースした全てのアルバム/シングルがオリコン1位を獲得するも、たった2年で活動休止となったCOMPLEXについて「“2年も”とも言えるかもしれない。
MCの関ジャニ∞・村上信五に「どういう意味の“よくやった”なんですか!?」と聞かれると、吉川は「自分より背が高い人間と、あまり会ったことがない」と予想外の回答。さらに、視線を上にして「おはようございます!っていう瞬間に、何かちょっと気に入らなくないですか?」と、冗談とも本気ともとれる発言でスタジオを煙に巻いた。
そんなCOMPLEXだが、2011年には21年ぶりとなる復活ライブを開催。自身のライブでは登場するまでに時間をかけるという吉川は、この時も5分くらい出て来なかったという。実際、吉川の大ファンだというサンドウィッチマンの伊達みきおによると「なかなか出てこないんですよ。今日は出てこないんじゃないかな?って思う」とのことで、吉川自身も「ジラすんだろうねえ……。」「ちょっとは待ってもらいたいっていうのはある」と、謎の持論を展開した。
この復活ライブでは、名曲「BE MY BABY」に合わせてステージの両サイドから登場した吉川と布袋が、中央で硬く握手を交わすという熱いパフォーマンスを行い、観客のボルテージは最高潮に達したという。そんな奇跡のライブに関して、吉川は「20年経って会っても、やっぱりお互いに結構ツッパってちゃんとやってきたよねっていう感じが、ギターと歌をやったときに……まあ布袋さんはどう思ってるかはハッキリとはわからないよ?ただ(終わった後に)やって良かったねって言えたことが、最大の収穫だと思う」と照れくさそうに語り、「グダグダ考える前に何かやりたいなって思ったんで、やっちゃった。それが良かったか悪かったか分からんけども、やりたいと思ったらやったほうがいいの!反省は後からすりゃあいい!!」と豪快に振り返った。
これに対し村上が「反省してるんすか!?」と食いつくと、「反省することもあるじゃない!?待たせすぎたっていうのも……」と、さっそく自身のジラしパフォーマンスをネタにした吉川。伊達が「早く出てこいって意味で言ったわけじゃないですよ!」とツッコんだが、「予定の電車に乗れなかった!って奴らがいっぱいいたんだよ」と、復活ライブに地方から駆けつけたファンの裏話を披露し、スタジオの爆笑を誘っていた。