ケツメイシRYOJI、難病に侵されていることを初公表。解散は「誰か死んだら」

9日放送のTBS系「情熱大陸」で、音楽グループ・ケツメイシのRYOJIが自身の病状を告白するシーンがあった。



番組はケツメイシに密着し、彼らのイベント出演やメジャーデビュー15周年記念で開催した7万人規模を動員する単独ライブ、またメジャー10枚目となるアルバムのレコーディングやメンバー個々に密着した。



その中で、番組スタッフがライブリハーサルに足を引きづるRYOJIの異変を察する。また、これまでは周囲に余計な心配をかけたくないと、メンバーと一部スタッフたちにしか伝えていなかった身体の状態について、今回の取材を通して公表したいというRYOJIの意思を他のメンバーたちが受け入れる形で病状を公表することとなった。



RYOJI自分の身体にが違和感を覚えたのは、一昨年の暮れで「特発性骨頭壊死(特発性大腿骨頭壊死症)って病気なんですよね。僕もよく難しくてわからないんですけどね」と告白した。



具体的には大腿骨の先端の一部が壊死し、それによって股関節に痛みが生じているそう。RYOJIは3時間の単独ライブを目前に痛み止めを施される自身の姿を取材クルーに公開し、「ただ立ってるとか普通に歩くってのが一番つらいんで。

気分が乗ってくると痛みがなくなっちゃうときもあったりとか。ホント不思議なパワーってあるもんだなと思いますけどね」と現在の状況について説明すると、ナレーションも「音楽が痛みを和らげ、RYOJIを支えていた」と補足した。



その後、海外フェスでハワイを訪れたメンバーに情熱大陸スタッフは「いつまで(グループで活動を)続けるの?」と質問した。グループ最年長のRYOは「解散問題ですか? 誰か死んだらですかね。4人あってのアレなんで」と答え、「最後はゆるりとディナーショーやれればいいなと思ってます」と将来の展望を明かすと「歌詞を覚えたい」と軽口をたたいて、番組スタッフの密着を逃れたのだった。