星野源、「真田丸」徳川秀忠役の甲冑姿のまま“恋ダンス”披露を明かす。「紅白で」「観たい観たい」

31日深夜放送のラジオ番組、ニッポン放送「星野源のオールナイトニッポン」で、歌手・俳優の星野源が甲冑姿のままで“恋ダンス”を披露したエピソードを明かした。



星野は現在放送中の大河ドラマ、NHK総合「真田丸」に徳川秀忠役でレギュラー出演しているが、先日自身にとって最後となる1シーンの撮影をもって無事クランクアップを迎えたそう。



該当シーンを撮り終えてしばらくすると「それでは本日で秀忠さん(役の)、星野源さんクランクアップです!」との声と共に、この日出番のなかった出演者も顔を出す中、出演者・スタッフ一同から拍手が沸き起こったと言う。通常のクランクアップ場面ではこのあとに「真田丸」のテーマが流れて花束贈呈の運びとなるのだが、星野の場合はどういうわけか星野の最新シングルでTBS系「逃げるは恥だが役に立つ」主題歌の「恋」が流れ出したと言う。



これは異例中の異例な出来事で、星野も「(普通ならば)こんなこと絶対にないんですよ! 他局ですよ、他局のドラマの主題歌が…」とその驚きを表現するほど。



しかし「恋」はそのまま大音量で流れ続け、しかもスタンドにくくりつけられたNHKの古いビンテージマイクが登場し、歌わされる展開を覚悟した星野が「え? なになに?」と聞くと、スタッフからは「どうぞ、踊ってください!」と意外にも踊りを促されたと語った。星野は「マイクが出てきて『歌ってください』って言われんだったらまだ」と歌うのではなくて、踊りをリクエストされたことに戸惑ったと回想する。



それでも観念した星野は結局「えっとえっと…じゃあ踊ります!」と、フル装備の甲冑姿で「なんなんですか、この時間!(笑)」と言いながら、ガッシャンガッシャンと“恋ダンス”を踊ると、周りはニコニコしながら手拍子で歓迎してくれたのだそう。



その後、本来の花束贈呈に戻ると、メイクスタッフ、衣装スタッフの面々もいつの間にか「恋」のジャケット写真と同じサスペンダーをした衣装にチェンジしていたことに気づいたと言う星野。しかも胸ポケットに星野のアーティスト写真をプリントした紙を入れて、「あの(ダンスしている)ときカメラ回ってて言えなかったんですけど、私たちも一緒に横で踊ってました」とスタッフが自分と一緒に踊ってくれていたと告白されて、大感激したと語った。



また星野は「真田丸」の現場を「素敵な現場」と表現して「自分という人間がそういう風に現場の中で(良く)思ってもらったり、扱ってもらったりするっていうのって、ほんとにありがたいことだなと思いました」とスタッフの粋な計らいに感謝していたのだった。



この様子を聞いていたリスナーはTwitterで「その映像いくら出せば手に入りますか??!」「紅白で真田丸の皆さんと星野さんで甲冑姿の恋ダンスみたいのでNHKさんよろしくお願いします」「真田丸クランクアップエピソードに胸熱。鎧フル装備で恋ダンス踊る秀忠、観たい観たい」とうらやましがる声や、その場面の映像化や紅白歌合戦での再現を期待する声が上がっていた。

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