
13日放送の日本テレビ系「行列のできる法律相談所」で、歌手のJUJUが過去に音楽プロデューサーから言われて根に持っているひと言が紹介された。
番組では「長年根に持っていますSP」と題して、出演者たちはそれぞれの“根に持っている”エピソードを披露した。
JUJUはまた、極度のあがり症のためライブ中でも観客の顔すらもまともに見ることができない状態だったそうだが、その様子をJUJUを見出したプロデューサーから「歌手向いてないよ。六本木でスナックやったら?」と言い捨てられたという。
VTR後、スタジオのJUJUは当時の状況について、ライブ活動を始めたころにどこを見て歌ったらいいか、それこそ右も左もわからぬ状況で歌っていたと話し、(プロデューサーから)「『お店とかやった方がいいんじゃない? 歌手向いてないよ』と、とつとつと言われたから余計に辛くって。悔しくて悔しくて」と振り返る。人前で泣くのが嫌いだと語るJUJUだが、その時の心境を「涙がボロッボロ出てきて」と述懐した。
「この人が文句を言えないような歌手になってやる」と決意したJUJUは「この曲が売れなかったら契約解除」と言われた3rdシングル「奇跡を望むなら…」が、逆境の中で2007年度USEN年間総合チャートで1位を獲得するヒットとなり、名実ともに一流アーティストの仲間入りを果たした。
また、VTRで12年後の今年になって発表した最新アルバムのタイトルが「スナックJUJU ~夜のRequest~」と、根に持っているスナックのエピソードにちなんだものであることが明かされるとスタジオからは笑いが起きていた。