
14日に放送されたフジテレビ系「SMAP×SMAP」の「S・LIVE」に、3人組ロックバンドのback numberが出演。SMAPとのコラボライブを披露したが、その“選曲”と“歌詞”に反響があった。
back numberとSMAPがコラボしたのは、2012年にback numberが7枚目のシングルとしてリリースした「青い春」と、11月16日にリリースする16枚目のシングル「ハッピーエンド」の2曲。
「青い春」は、高校入試をテーマにしたドラマの主題歌だったが、その歌詞には「きしんだレールの上だって 負けじと明日へと向かう」「踊りながら羽ばたく為のステージで 這いつくばっていても」「理想の未来なんて用意されていない でもその中で願ってるのさ ああ光を 光を」と言ったようにどのような立場とも解釈出来る深い歌詞が並んでいる。
この歌詞をSMAPが歌ったことに対して、Twitterには「歌詞がなんとなくいまの状況に合ってる気がして泣きそうになった、、」「青い春との歌詞と重なりなんかグッときてしまった」「歌詞が今のSMAP5人の気持ちの様に聞こえた。」「もうSMAPの心の声だよ」と言った声が殺到。また、2012年にリリースされた曲をこの場面で選曲したことに対して「やっぱりこのステージはメッセージの可能性大かな。」「選んだ深い意味があったよね」「この曲を選曲した人に脱帽」とのコメントが相次いだ。
そして、2曲目のリリース前の新曲「ハッピーエンド」の中で「大丈夫 大丈夫」と中居正広が歌った場面では、目を瞑ってその歌詞を歌う中居の姿が映し出された。この場面には、「中居君が目をつぶりながら『大丈夫、大丈夫』って」「中居くんの大丈夫で泣けてきた。」「歌詞にのせて大丈夫だよと言ってくれてるみたいで」「中居くん、自分に言い聞かせてるようだった」と言った意見が多く見られ、いずれの曲もファンの心に大きく刻み込まれた様子だった。
番組の放送終了後には、歌詞検索サイト「Uta-Net」で「ハッピーエンド」と「青い春」の各歌詞がそれぞれ1位2位に並んでチャートイン。Twitterのトレンド入りも果たすなど、大きな注目を浴びた。
また、back numberでベースを担当する小島和也がTwitterで「『SMAP×SMAP』 に出演させていただきました!前に出演させていただいた時も思ったけど、自分達の歌をSMAPさんが歌ってくれてるってすごいなぁ。。みなさま、ありがとうございました!」とコメント。これに対して、SMAPファンと思われるユーザーからは「ちょっと泣きました。
来週の「S・LIVE」には、ウルフルズが出演することが彼らのオフィシャルサイトで告知されており、歌唱曲は2002年にリリースした「笑えれば」。最近の「S・LIVE」にはTHE YELLOW MONKEY、松任谷由実、谷村新司などが出演。それぞれメッセージ性が高く、ファンの心に訴えるかのような選曲が続いており、その度に話題となっている。
来週のウルフルズとのステージでも、彼らがどんな“メッセージ”を歌と共に伝えてくれるのか、注目が集まるところだ。