
17日放送のNHK総合「SONGS」にKinKi Kidsが出演し、堂本剛が人気が爆発した当時の胸中を明かした。番組では21年ぶりとなる武道館公演の裏側を追ったほか、剛と堂本光一の2人に別々で取材をしてKinKi Kidsに迫った。
剛はCDデビュー前だったにもかかわらず、武道館公演を成功させた当時の状況を「やっぱマセてたんで、嘘ついてる人わかるし、だから利用されてるのもわかった」と淡々と話し、周囲について「自分のために動いているようで『この人、自分のために動いてないな』みたいな感じとか、なんかそんな感じで大人を見てましたね」と語った。
現在はそれぞれがソロ活動をしていることについて、光一は「まったく違う2人だからこそ、お互いのキャラクターがあるんだろうし、そこをあまりにもすり寄せすぎると、別におもん(面白く)ないグループになるんじゃないですかね」とコメントする。
一方の剛は「1人でやってることと、2人でやってることに色分けとかコントラストがないのであれば、どっちかをやめた方がいいですもんね」とストイックに発言する。「だから僕は1人でやるときっていうのは、到底、光一が入れない世界っていうか。これは無理にこうしているわけじゃなくって」とそれくらいのことをしないとお互いのソロ活動に意味がないとまで語る。
そんなグループを剛は「キンキ(KinKi Kids)は何をやってもいいのになと僕は思ってるんですけど。キンキがそれをやれば、キンキになるっていうそれぐらいの域に達してきているというかね」と自信を見せる。光一も「すごい発見のある場所なんですよね。本当にすてきな曲が多いので、それを歌える。そしてその中で勉強しつつ、チャレンジしながらやれる場所だなっていうのがキンキですね」と話した。
最後に剛は「誰かにやらされたり、作られたものはKinKi Kidsではやっぱりないと思う。2人が笑えることとか、好きだと思えるものとか。
Twitterでは「SONGS…内容濃すぎてあっという間すぎた…」「お互い1時間以上とったインタビューとか、ここでしか見られない諸々の裏側とか見たいです…!貪欲に…!」「出会ってから四半世紀、KinKiが築き上げてきたものが今、ここにあるんだね」「再放送、完全版ぜひお願いします!」と彼らの軌跡を振り返る内容に大満足する声や、インタビューの全貌を「完全版」として公開する声が数多く上がっていた。