2月28日に放送されたフジテレビ系『ノンストップ!』に、KinKi Kids(堂本剛、堂本光一)がVTR出演。今年デビュー25周年を迎える2人が、心境の変化などを語った。
番組では、KinKi Kidsは1997年のデビューからこれまで発売されたCDシングルが43作連続で初登場1位を記録し、今でもギネス世界記録を更新中であると説明。そして3月16日には、44枚目となる「高純度romance」が発売されると紹介された。
デビュー時からミリオンセラーを記録するなど、常にトップアーティストとして走り続けてきた2人だが、当時は曲に納得がいっていなかったという。堂本光一は「こういう曲じゃなくてもうちょっと背伸びしたかったりとかするんで、かっこいい曲もっとやりたいなとか思ってたりもありましたけど」と、提供された曲と歌いたい曲とのズレがあったと明かした。
しかし、そんな2人の意識を変えたのは故・ジャニー喜多川氏から教えられた“自ら考えて行動し、セルフプロデュース能力を身に付ける”ということだった。次第に2人は楽曲制作を手掛けるようになり、堂本剛は「当時の何もわからなかった自分じゃない自分が、『硝子の少年』とかでもギターのプレーとかを鬼聴きしたりしてるんですよ」「“あ、こういうアレンジ力があるんだ”とか、“こういう小技をきかせればキャッチーになるんだな”とかっていうことをすごく理解できるようになったので」とコメント。
また、堂本光一が「昔は好きになれなかったけど、今聴くと本当にやっぱいい曲なんだなって思ったりとか」などと話すと、堂本剛は「贅沢な技術を僕たちは自然と教えてもらってきたなぁっていうのをすごく思いますよね」と感謝の言葉を述べていた。