ジャニーズの名曲といえば、嵐の「Love so sweet」(2007年)や、少年隊の「仮面舞踏会」(1991年)など、ファンのみならず、それぞれ頭に浮かぶものがあるのではないだろうか。そういった楽曲たちは、本人たちに大切に歌い続けられる一方、音楽番組やコンサートなどで、ジャニーズの後輩メンバーが披露する機会も多い。
今回、美 少年のメンバーがパフォーマンスする「サクラ咲ケ」は、2005年に発売された嵐の楽曲。グループの活動休止前に行われたラストライブ『This is 嵐 LIVE 2020.12.31』でも披露された人気曲で、今回、美 少年のメンバーがカバーするにあたり、SNS上では放送前から既に「美 少年が歌うサクラ咲ケとっても楽しみです!」「嵐のサクラ咲ケ歌うとか最高か!」といった、期待の声が多く寄せられた。
美 少年のメンバーは「サクラ咲ケ」について“ジャニーズJr.がコンサートでよくカバーしており、必ず盛り上がる楽曲”と、番組公式Twitterで公開された告知動画で説明しており、先輩グループの名曲は後輩たちにも受け継がれ、今もステージの上で輝き続けている様子がうかがえる。
また、NHK・Eテレで放送中の人気アニメ『忍たま乱太郎』のオープニングテーマとして有名な光GENJIの名曲「勇気100%」も、これまでSexy Zoneなどの多くのジャニーズグループがカバーしている。4月4日から放送の第30シリーズでは、総勢11名のジャニーズJr.が歌唱するバージョンが使用されることも発表されており、子供たちから長く愛され続けているであろう、同楽曲が、ジャニーズJr.たちのフレッシュな歌声で新しく生まれ変わり、アニメの放送30年記念を彩る。
歌唱でのカバーだけでなく、YouTubeチャンネル「+81 DANCE STUDIO」では、ジャニーズJr.のTravis Japanのメンバーが、ジャニーズのさまざまな名曲をダンスカバーした動画が公開されている。今年1月に投稿されたSMAPの「SHAKE」のダンスカバー動画は、振り付けをKing Princeの高橋海人が担当。また、ダンスにも共に参加しており、コメント欄では、Travis Japanのパフォーマンス力に絶賛の声が集まると共に、「このコラボは本当に嬉しい」「SMAPへのリスペクトも感じる」などの喜びの声も寄せられている。グループの垣根を超えたカバーは、それぞれのファンが新たな魅力を発見できるきっかけの1つにもなっているようだ。
音楽番組やコンサート、YouTubeといったさまざまな場所で、ファンや後輩グループから愛され続けているジャニーズの名曲たち。
※高橋海人の「高」ははしごだか