25日に放送された日本テレビ系バラエティ「ダウンタウンDX」に辻仁成と羽田圭介が出演し、芥川賞を受賞したという共通点のある辻が羽田に言及する場面があった。
番組内で辻は、自身の隣の席に座る羽田に対し「なんで俺この人と並ぶんだろう」と笑った。
続けて「俺が選考委員だったら絶対落としてるかなって」と、羽田の受賞作『スクラップ・アンド・ビルド』を茶化しスタジオの笑いを誘い、浜田から突っ込まれると「笑いを…羽田さんを盛り上げようと思ってさ!」とフォローした。
そんな辻に対し羽田は「いや僕デビュー前、辻さんの作品を読んで勉強してデビューしたんですよ」と、辻の作品に影響を受けた結果の作家人生だと仄めかした。
このやり取りを見ていたMCのダウンタウン松本人志に「憧れてたんやもんね、そんな人にこんな真っ向からディスられたら…」とコメントされ、辻は「面白い子だね」と、羽田の返しを評しながら笑いあった。
羽田は小説以外の場でも活躍しており、デーモン閣下の5年ぶりとなるオリジナルソロアルバム「EXISTENCE」に収録されている「Stolen Face」では歌詞も提供するなど、今後の活躍も期待される。