24日に放送された日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」が反響を呼んでいる。
番組では東日本大震災のため6年前に中断した計画を新宿で再度チャレンジするべく、未公開だった2011年3月11日の映像を放送した。
映像には水道のない「福島DASH村」で、雨水をろ過し活用すべく、TOKIOの山口達也、城島茂らが雨どいや水がめを製作している様子が映っていた。
さらには地震が発生した時の映像も映っており、「危ない危ない」と声を上げながら茅葺き屋根の母屋から離れるスタッフの様子や近くの山が崩れる様子、揺れている中やっと完成した水がめをスタッフが持ち出す様子などが放送され、震災の恐ろしさを思い起こさせた。
この未公開映像にTwitterでは「3.11の現地にいた生々しい映像があるのに使わなかった。それだけでもう鉄腕DASHに対する信頼感がより強くなる」「3.11に福島にいたのに表に出ずにお蔵入りってスゴいな」「今やろうとしているコーナーの経緯説明での使用にとどめるあたりがこの番組らしい」「あんなに楽しそうなのにあんなに切なくなる映像なんてそうそう無いよ…」「福島の人にすごく優しいクリスマスプレゼントだった。ありがとう」などのコメントが数多く投稿されており、反響を呼んでいる。
今年3月の放送では「DASH村」のマスコット的存在だった柴犬の北登が永眠したと知らされ、ネットでは悲しむ声が多数上がった。