【独自コメント到着】Lonesome_Blue、3周年記念ライブを開催!12月の関東ライブハウスツアー開催もサプライズ発表

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声優の野村麻衣子と広瀬ゆうき、ガールズバンドEast Of Edenやサポートドラマーとしても活躍するMIZUKIの3人からなる次世代型ハイブリッドガールズロックバンドLonesome_Blue(通称:ロンブル)が、6月27日(金)、東京のVeats Shibuyaにて3周年を記念したアニバーサリーライブ『Lonesome_Blue 3rd Anniversary Live ~これが私たちの3年間~』を開催した。Veats Shibuyaはロンブルが初ライブを行った思い出の場所。

そんなロンブルの原点とも言えるライブハウスで、現体制での集大成となる圧巻のパフォーマンスを披露。ここでは、特別な一夜となったスペシャルライブのオフィシャルレポートをお届けする。



まずは、開演直前のベース広瀬による影アナ。暑い中、渋谷に駆けつけたファンへの感謝の気持ちを述べつつ、注意事項を読み上げると、最後に「全力で3年分ぶっ放していくので、ついてきてください!」と宣言して会場を盛り上げていく。そして、オープニングSEが流れ出すと、青く染まったステージにメンバーが1人ずつ登場。ステージ上の上手側にドラム、下手側にベース、センターのボーカルの斜め後ろにサポートギターというロンブルのライブではおなじみのセッティングだ。それぞれが立ち位置につき、最後にボーカル野村が登場すると、1曲目は最新ミニアルバム『The Three in One』収録の「Elemental」でスタート。メタル調で壮大なサウンド、まるでバトルしているかのような野村と広瀬によるツインボーカル、さらに、バキバキの照明にも煽られてファンが拳を高く掲げると、会場全体がいきなりトップギアに入ったかのような幕開けに。続いての曲は「Queenism」。こちらも『The Three in One』に収録されている野村と広瀬のツインボーカルが冴え渡るナンバーだ。2人のかけ合いのようなボーカルが心地良く鳴り響くと、間奏のサポートメンバーYASHIROのギターソロでは会場からコールが沸き起こっていく。そして、続いての曲は「Live It Up」。

サビで野村、広瀬、YASHIROが体の向きを揃えてステップを踏みながらパフォーマンスする姿はライブではもうおなじみの光景に。さらに、落ちサビではクラップによる一体感も生まれていく。歌い終わった野村が「Thank you!」と叫ぶと大きな歓声が上がり、客席からは「最高ー!!」との感想も飛び出した。まさにロンブルの最大の強みでもある野村と広瀬のツインボーカルの魅力がギュッと詰まった、そして、アニバーサリーライブの期待値が一気に高まるようなオープニングのブロックとなった。



ここで最初のMCパートへ。3人それぞれがアニバーサリーライブへの思いや今の心境を語ると、最後に広瀬が「2023年2月11日に、ここで1stワンマンライブをやりました。そして、今日2025年6月27日、ここに帰ってきました。私達の3年分の思いを込めてぶちかましますので、ご覧あれ!」と宣言して、次のブロックへ。



まずは、サビで一緒に歌って欲しいと呼びかけて「Body Rock」からスタート。野村と広瀬は、ステージ前方の左右と真ん中3か所に設置されたお立ち台を移動しながらパフォーマンス。サビや間奏部分で「♪Oh oh」というコールレスポンスが生まれると、野村が「最高です。ありがとう。

このまま走り抜けましょう!」と叫んでラスサビへ。会場のボルテージがさらに高まると、MIZUKIの激しいドラムソロから「Hide And Seek」へ。同じくコールレスポンスが映えるライブ定番曲。ここはまさに“声出しブロック”となった。



続いて、短めのMCパート。次に披露するロンブル初のバラード曲「Final Calling」に込めた思いが語られていく。作曲を手がけたのはドラムのMIZUKI。日本語の歌詞にはMIZUKIの思いも反映されている。「ひとつのことを頑張っていると、私の場合はドラムですけど、壁にぶち当たったり、誰かに馬鹿にされたり、人と比べて悔しくなったりしんどくなったり…そんな思いをすることもあると思います。でも、(頑張ったからこそ)素敵な人達と出会えて、一緒に仕事ができて最高に楽しい、もっと頑張ろうという思いを込めてこの曲を作りました」とMIZUKIが語ると、そんな思いを受けて、広瀬が「私達も大切に届けたいと思います」と語り演奏がスタートした。



激しくアッパーな曲が並ぶロンブルのライブのセットリストの中で、会場の空気をリセットし、かつ、観る者の心を鷲掴みにする不思議な力が宿った1曲。英語詞が多いロンブル楽曲の中で、耳にすっと入ってくる日本語の歌詞や後半にドラマチックな展開を見せる転調も曲の聴きどころのひとつだ。

小刻みに体を揺らしながらも熱い視線を送り、聴き入っているファンの姿がとても印象的だった。続いて、余韻に浸りながらもすぐさま、ラウド感たっぷりの「Touch Me Not」、さらに、緑の照明に照らされる中で「Labyrinth」をパフォーマンス。「Labyrinth」はファンクラブでアンケートを取った際に、特に人気が高かったという楽曲なのだが、メンバー曰くロンブルの中でもかなり難易度の高い1曲とのこと。大切なライブということもあり、久しぶりにライブで聴けて歓喜したファンも多かったようだ。



次のMCパートでは、広瀬がグッズ紹介をしつつ、「みんなどこから来たの?のコーナー」と題して、会場のファンとコミュニケーションを図っていく。メンバーも前のブロックの緊張感から解放されて、リラックス様子で緩めのMCパートを展開。今回はシンガポール、カリフォルニア、シドニー、パリ…と海外から応援に駆けつけたファンの姿も多く見られた。英語やフランス語を交えた会場とのやり取りで、ほっこりとした雰囲気に包まれると、さらに告知タイムへと続いていく。インストアイベントの開催やこの日のライブ映像配信の告知と合わせて、12月に関東ライブハウスツアーを開催することがサプライズ発表されると、ひと際大きな歓声が上がる。タイトルは『Lonesome_Blue 関東ツアー2025 Rising Up for the Fight –』。12月6日(土)埼玉のKUMAGAYA HEAVENS ROCK VJ-1を皮切りに、茨城・千葉・群馬・栃木・神奈川のライブハウスを回り、12月28日(日)HEAVENS ROCKさいたま新都心VJ-3でファイナルを迎える全7公演の関東圏ツアーだ。しかも、今回はすべて土日開催というのもファンにとって嬉しい情報だったのではないだろうか。



すると、ここからライブはいよいよ後半戦へ。「3年分の歴史を感じてください!」というMCからスタートした次のブロックは、イントロのモールス信号が印象的な2022年5月リリースの「Parallel World」でスタート。さらに、同じく2022年11月リリースの「Face The Fear」、2023年12月リリースの「To our Blue」と配信シングルをリリース順に披露。この2曲は日本語詞が印象的に鳴り響くナンバーだ。特に、「To our Blue」では青の照明に照らされる中で、野村と広瀬が中央のお立ち台に背中合わせに立ち、パフォーマンスする姿がとても尊く感じられた。続いて、広瀬が「渋谷!明日なんてどうでもいいから、踊れ!」と叫び、野村が「クソみたいな毎日のことなんか今は忘れて、頭空っぽにして踊れ!」と叫ぶと、最新EPのリード曲「Go Nuts」へ。ファンの間では、MUSIC VIDEOの人気も高い1曲。サビでの振り付けやコール、ジャンプなど盛り上がる要素が詰まりまくった、ファンと共に作り上げるロンブルの最新のライブ曲だ。会場中のファンが拳を掲げる圧巻の景色が広がると、そんな目の前の光景を見て、野村が思わず「最高ー!」と叫んでいたのがとても印象的だった。このブロックは2022年の楽曲で始まり、今年3月リリースの最新曲で締め括るという、まさにロンブルの3年間の歴史が感じられるブロックに。



続いて、最後のMCパートへ。1人ずつ3年間を振り返りながら、バンドへの思いを語っていく。

MIZUKIが「皆さんの応援があったおかげで、何度か訪れたバンド破滅の危機も乗り越えて続けてこられた。いいチームで活動ができて本当に幸せ」とバンドのこれまでの状況を赤裸々に振り返りながら感謝の意を伝えると、広瀬は「3年間色々あったけど、私がここに立つ意味を追い求めてやってきた。ここに立つ意味はファンのみんなが証明してくれたと思って感謝しています。これからも全力でロンブルをやっていきたい、みんながついていきたいと思えるようなベーシスト広瀬ゆうきをお見せします」と力強く宣言。最後に、野村が「今日こうして皆さんが来てくれて、笑ってくれているだけで、私達の音楽にも私達の3年間にも意味があったし、これからも意味があるんだと思えます。これからもよろしくお願いします!」と高らかに語ると、3年分のメンバーの思いが込められた新曲「Reason To Be」を初披露。野村が日本語で語るセリフのようなAメロ、サビでエモーショナルに展開するツインボーカルが印象的なロンブルにとっての新境地とも言えるような新曲だ。3人のこのバンドにかける熱い思いや決意表明、バンドマンとしての矜持がビシビシと伝わってくるようなパフォーマンスに、ファンも熱い視線とエールを送っていく。最後に、野村が魂の叫びのようなシャウトで曲を締め括ると、タオル曲「It’s My Time」へ。ラストに向けてさらに一体感を高めていく展開に。野村が「ラストスパート、こんなもんでいいんですか?」と歌いながらもガンガンに煽っていくと、広瀬とYASHIROも両サイドのお立ち台に立って、客席に向けて前のめりでプレーして盛り上げ、ファンもそれに応えるかのように全力でタオルを振って回していく。そして、野村がタイトルを叫ぶと、次の曲は疾走感溢れる「Rising Up For Gloria」。
最後はライブの定番曲を畳みかけてフィナーレへと向かっていく。そして、ラストはメロディアスなナンバー「Total Eclipse」。曲の後半で、野村が「今日という日の最後に、ここにいるあなたの歌声を聞かせてください!」と呼びかけると、会場全体を包み込むようなシンガロングが沸き起こり、3周年アニバーサリーライブは大団円を迎えた。



「Total Eclipse」の間奏部分で、野村は次のように語った。「ここで初めてライブをした日。あの日、未来のことはひとつも決まっていなかったけど、私達の音楽と目の前にいるあなたのことを信じてみようと思いました。あの日、言った言葉を覚えています。この先の未来を見たいと。その未来が今日です。本当にありがとう。でも、まだ足りない。もっと大きな景色をここにいるあなたと見たいです。私達はまだここからです」。野村のこの言葉に多くのファンが心を熱くさせられたのではないだろうか。そして、ロンブルを応援してきたことを誇れるような優しい気持ちにもなれたに違いない。



3年間の集大成となるようなセットリストで組まれた特別なアニバーサリーライブ。メンバーにとっては、初ライブをした場所に忘れ物を取りにきたような感覚もあったのではないだろうか。そして、原点であるステージに改めて立ったことで、3年前に感じた手応え以上のものを今のバンドに感じ、バンドへの思いや夢や目標を再確認と再認識する機会になったに違いない。今日のライブでは、メンバーからはたくさんの熱い言葉が飛び出したが、そんな思いを胸に、次はいったいどんな景色を見せてくれるのだろうか。唯一無二のガールズバンドLonesome_Blueの今後の展開、そして、今後の活躍に期待していてほしい。



(ライター ATSUSHI OINUMA)



【メンバー コメント】

野村麻衣子(Vo)
3周年記念ライブ、本当にありがとうございました。今までもらった3年分の愛を、これからもおかえしできるように、全力で走り続けます!これからもよろしくお願いします!!
 
広瀬ゆうき(Ba,Vo)
今日という日を迎えられたのは、間違いなくみんなのおかげです。
心から、本当に本当にありがとうございます!
みんながくれた今日を無駄にしないロンブルに成長できるようさらに精進するので、見ていていただけたら嬉しいです!
これからも私がここにいる理由を証明し続けられるよう、やれるところまでとことん突き進みます!
12月の関東ツアー、対戦よろしくお願いします!
 
MIZUKI (Dr)
みんなのおかげで3周年ライブを無事開催することができて本当に嬉しかったです!!
たくさんの応援とみんなの笑顔でわたしもいっぱい元気もらいました!
これからも頑張れるだけ頑張り続けていくので応援よろしくお願いします!
そして12月も待ってます!
ありがとうございました!!!
ライブとっても楽しかったね!!!



【ライブ情報】

Lonesome_Blue 関東ツアー2025 Rising Up for the Fight-
2025年12月6日(土)KUMAGAYA HEAVENS ROCK VJ-1
2025年12月13日(土)club SONIC mito
2025年12月14日(日)千葉LOOK
2025年12月20日(土)maebashi DYVER
2025年12月21日(日)UTSUNOMIYA HEAVENS ROCK VJ-2
2025年12月27日(土)横浜BAYSIS
2025年12月28日(日)HEAVENS ROCKさいたま新都心VJ-3

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