2026年衆議院選挙は、自由民主党が単独で316議席を獲得するという、歴史的な圧勝で幕を閉じた。この数字は、衆議院の3分の2(310議席)を自民党単独で上回る。

2009年に民主党が記録した308議席をも超える、異次元の巨大与党の誕生だ。


 今回の勝利が持つ最大の意味は、高市政権が「全権」を掌握したことにある。参議院で法案が否決されても衆議院で再可決できる3分の2の議席を自ら確保したことで、連立相手との調整や野党の抵抗に左右されない、史上最強の政治基盤を手に入れた。


 有権者は、自民党への不信感を抱きつつも、それ以上に物事の決まらない政治による停滞を嫌ったと言える。リスクを承知で、高市首相が掲げる積極財政や戦略的投資といったアクセルを、最短距離で踏むことを許容した形だ。


 しかし、これは言い訳の消失でもある。今後、経済再生や防衛力強化の結果が出なかった場合、その責任はすべて自民党が単独で背負うことになる。今日から、日本政治は加速と責任が隣り合わせの真剣勝負へと突入する。(編集担当:エコノミックニュース編集部)

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