今回のニュースのポイント
・2026年4月10日の東京株式市場における日経平均株価は、前日の米国市場で主要3指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、堅調な出だしが見込まれます。
・米国市場では売り一巡後の買い戻しや好業績銘柄への物色が入ったとみられ、ダウが前日比275ドル高となるなど投資家心理の改善が意識されました。
・円安基調が企業収益の追い風として意識される一方、日経平均が心理的節目の5万6000円台を明確に回復し、維持できるかどうかに注目が集まっています。
・米株高の流れが持続するか、あるいは利益確定売りに押されるかといった外部環境に左右されやすい地合いが今後も継続する見通しです。
2026年4月10日の東京株式市場は、前日の米国株式市場における主要指数がそろって上昇した流れを受け、日経平均株価は買い先行で始まる展開が見込まれます。前日に約400円下げた反動もあり、寄り付き後は下げ幅をどこまで埋められるかが当面の焦点となります。
日本時間4月10日早朝に取引を終えた9日の米国市場では、ダウ工業株30種平均が前日比275.88ドル高の4万8185.80ドル、ナスダック総合指数が2万2822.41、S&P500種指数が41.85ポイント高の6824.66となるなど、主要3指数がそろって値を上げました。前日までの調整局面を経て、売り一巡感から買い戻しの動きが強まったほか、好業績銘柄への物色もみられ、投資家のリスク選好姿勢の回復が意識されました。この良好な外部環境が、今日の東京市場の下支えとなるとみられます。
こうした米株高とリスクオンムードの持ち直しを背景に、東京市場では自動車などの輸出関連株や景気敏感株を中心に買いが先行しやすい地合いが見込まれます。為替相場が円安水準で安定推移すれば、国内企業の収益改善期待がプラスに働き、寄り付き後の堅調な推移を後押ししそうです。しかし、日経平均は足元で5万6000円台を巡る攻防が続いており、依然として米株や為替といった外部要因への依存度が高い相場付きであることに変わりはありません。買い一巡後には、直近の乱高下を警戒した利益確定売りと押し目買いが交錯する展開も想定されます。
本日の取引においては、まず日経平均が前日の下げ幅をどの程度取り戻し、5万6000円の大台を再び固められるかが主な焦点となりそうです。

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