岸田文雄総理は17日、施政方針演説を行い、行き過ぎた「新自由主義」路線の弊害を列挙し、是正に向け「成長と分配の好循環による『新しい資本主義』によって、世界の経済社会変革の動きを主導し、官民が全体像を共有し、協働することで、国民一人ひとりが豊かで、生き生きと暮らせる社会を作っていく」と強調した。
岸田総理は、新自由主義の下「市場に依存し過ぎたことで、公平な分配が行われず、生じた格差や貧困に拡大。
岸田総理は「様々な弊害を是正する仕組みを『成長戦略』と『分配戦略』の両面から、資本主義の中に埋め込み、資本主義がもたらす便益を最大化する」と訴えた。(編集担当:森高龍二)