小池百合子氏の都知事再選を受け、日本経済団体連合会の中西宏明会長は５日「小池氏の都政におけるこれまでの取り組み、新型コロナウイルスへの対応などが、都民の支持を得たものと考える」とし「経済界としても小池氏とは都の国際競争力強化など、かねてより課題認識を共有しており再選を歓迎する」との談話を発表した。


　中西氏は「新型コロナウイルスの克服と日本経済の成長軌道回帰に向け、これからが正念場。

人々の生活や働き方、企業経営のあり方等の変化を踏まえ、デジタル化の遅れを含む今般顕在化した社会的課題に大胆かつ迅速に対応する必要がある。東京都には首都として、次期オリンピック・パラリンピックの開催都市として、世界の先頭に立って取り組みを進め、新しい時代の成長モデルを国内外に示すことが期待される」と提案。


　そのうえで「都民や経済界とコミュニケーションを図りながら、強力なリーダーシップで政策を前に進めていただきたい」と期待を寄せた。（編集担当：森高龍二）

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