フリーアナウンサー鷲見玲奈の“最初で最後の”写真集『すみにおけない』(集英社)が8月4日に発売となった。もともとグラビアに挑戦する前から写真集好きで、フェチ写真にこだわったという鷲見玲奈に今回の写真集について聞いた。
(前後編の後編)

【関連写真】「絶妙なぷにぷに具合が出せているのかな」本人が選んだ写真集お気に入りカット

――今回の写真集は水着もあるそうですが?

鷲見 私の実家が固いので、写真集を出すって報告をしたら、両親から「大丈夫?」って聞かれました。だから「大丈夫だよ。変な写真集にはしないから」って(笑)。でも私自身は写真集が好きなので、それほど葛藤はなかったです。

――今回の写真集と雑誌のグラビアでは肌の露出度も違いますよね。

鷲見 今まで撮らなかったおへその出ているカットがあったり、胸元もガードが固めだったところを緩めにしたり、水着もワンピースタイプと、ビキニの上から薄い上衣を羽織っている2パターンがあったり。がっつり露出するというよりも、ちょっと隠すエロさみたいなものが年齢的にも合っているのかなと、いろいろ考えながら撮影に臨みました。

――水着の撮影は恥ずかしかったりは?

鷲見 気心知れたメンバーだったので、恥ずかしさは全くなかったですね。それよりも寒かったです(笑)。沖縄とはいえ、こんな寒い時期に、海に入る人はいないんだろうなって思いながらやっていました。

―― “ファースト&ラスト写真集”と銘打っていますが、どういう気持ちが込められているのでしょうか?

鷲見 31歳という年齢もありますし、撮り終えたときに自分の中でベストを尽くせたなって気持ちになれて、これ以上満足のできる写真集は出せないだろうというのも含めて最初で最後だろうなと思い、“ファースト&ラスト写真集”と入れさせていただきました。

――今の年齢だからこそ、写真集を出せて良かった面もありますか?

鷲見 今が一番、体が仕上がっていると思います(笑)。
2年前だと今ほど体が絞れてなかったですし、1年前だと細すぎたし、本当に今がベストなんです。2年前までは365日ダイエットをしていたんですけど、無理なダイエットをしていたせいか本当に痩せられなくて……。でも2年前から体重のコントロールや、体作りを自分でできるようになったんです。

――局アナ時代は今よりもふっくらしていたということですか?

鷲見 そうです。私は忙しいと太るんですよ。局アナ時代は今よりも忙しかったですし、デスクワークだとお菓子が常にあるじゃないですか。まあ自分で置いているんですけど(笑)。なので、ついついパソコンを打ちながら食べてしまったんですけど、それがなくなったんですよね。

――フリーになりたての頃の鷲見さんは、今よりも痩せていた印象があります。

鷲見 フリーになって時間に余裕ができたのもあって、一回めちゃめちゃ痩せてみたかったんです。そこの満足度は得られたんですけど、グラビアなどをやらせてもらう中で、「ちょっと細すぎるかもね」という話になって。なので写真集の撮影に向けて体重を増やしました。


――テレビのお話もお伺いしたいのですが、局アナ時代と今で、バラエティ番組に臨むときのスタンスの違いみたいなものはありますか?

鷲見 局アナ時代は制作目線というか、制作側が作りたいものに沿って、タレントさんを誘導していくようなスタンスだったんです。でもフリーになって、同じ制作目線でも、別の立ち位置になったというか。どういうことを求められてオファーしてくれたのか、自分の役割を考えるようになりました。番組によって求められているものが違うので、日々求められている物探しを続けているような感じですね。

――プレッシャーも大きいですよね。

鷲見 めちゃめちゃあります。空回りしちゃったなってときもありますし、言い過ぎたなって後悔することもあって。毎回収録が終わった後、マネージャーさんと反省会をしています(笑)。

――フリーになって良かったと感じるのはどういう時ですか?

鷲見 「見たよ」って言ってもらえる機会が増えたのは嬉しいですね。あと局アナでは絶対にできなかったであろう経験を積ませていただいているので、すごく人生が豊かになりました。テレ東時代にはご一緒できなかった方々に会えるのも勉強になりますね。

――テレ東以外の局アナと番組で一緒になることも多いと思いますが、意識はしますか?

鷲見 局アナ時代は、他局のアナウンサーさんが気になっていましたけど、今は違う場所で戦っているような感覚なので意識することはないです。


――最後に改めて写真集『すみにおけない』の見どころを教えてください。

鷲見 自分のできる限りを尽くした写真集なので、男性・女性ともに見てほしいです。写真集を出すって発表をしてから、女性の方からも「買います」って声が多かったんですよ。表紙を決めるときに、幾つか候補を出して周りの人にアンケートを取ったんですけど、男性の人気が高かったのとは違う写真になったんです。私も含めて、圧倒的に女性票が多かったのが、この表紙だったんですよね。なので幅広い方に見てもらえる写真集になっていると思うので、ぜひ手に取ってください!

【前編はこちらから】鷲見玲奈アナ、最初で最後の写真集を語る「ムチムチしていたり、ぷにぷにしている方が魅力的かな」
編集部おすすめ