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3週に渡って『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)で放送された、オードリー・若林正恭からの外番組での呼び名を決める「あだ名争奪バトル」。9月5日(日)放送回は予選を勝ち抜いた日向坂46精鋭6人による最終決戦「妄想あだ名呼びシミュレーション」が行なわれました。
予選ではメンバー同士がクイズやドッヂボールなどガチで戦いを繰り広げましたから、最終決戦ではどんな熾烈な争いが見られるのか? ……と思ったら、予選通過者の6人は想像の斜め上をいく寸劇を繰り広げ、しかも若林がそこにノリノリで加わり全員あだ名採用というカオス展開に。
見届け人としてゲスト出演した吉村崇も呆れて「茶番じゃないか!」。まぁ冒頭からメンバーが当たり前のように「天使」(加藤史帆)と呼ばれていたり、常識的な思考は通用しない世界観だったことは確かです。放送後のSNSを見ると「ひなあい史上最もヤバい回だった」という声も。
もちろんこの回単体でも十分笑ったのですが、個人的に何が面白かったかというと、この『日向坂で~』放送回の4日前の9月1日(水)、日向坂46メンバーがゲスト出演したオードリーの冠番組『あちこちオードリー』(テレビ東京)の放送内容との対比です。
『あちこちオードリー』では、バラエティ番組で活躍する裏で抱えている苦悩をメンバーが吐露。佐々木久美は自分の存在意義を問い、上村ひなのはキャラに悩み、潮紗理菜は挫折しかけた過去を語り、松田好花はオンエアで3度も涙。そこにはデビューから人気アイドルに至るまで、そして至った現在もなおバラエティを模索し続ける彼女たちのひたむきな姿がありました。
過去に潮はバラエティ恐怖症に陥り、「私このままじゃ人生終わってしまうかもしれません」と泣きながら“偉い方”に相談に行ったそう。
ちなみに常日頃から『日向坂で~』を見ている視聴者でも今回の放送は衝撃だったのですが、『あちこちオードリー』を見て日向坂46に興味を持ちこの日初めて『日向坂で~』を見た人たちは、あの奇想天外な世界観の目の当たりにして一体どんな感想を持ったのでしょうね? そんなことも気になりました。好意的に受け止められていたらいいなぁ。
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「アイドル番組 極私的テレビ欄」
[9月8日(水)~9月14日(火)]
ライター左藤氏が個人的にチェックしようと思っている今週オンエアの番組を簡単な内容とともにご紹介。
◆9月12日(日)
『乃木坂工事中』
テレビ東京/毎週日曜24:00~/出演:乃木坂46
放送内容は未定
◆9月12日(日)
『そこ曲がったら、櫻坂?』
テレビ東京/毎週日曜24:35~/出演:櫻坂46
3rdシングル『流れ弾』でセンターを務める田村保乃の22年間の人生を振り返る
◆9月12日(日)
『日向坂で会いましょう』
テレビ東京/毎週日曜25:05~/出演:日向坂46
まだまだ眠っているであろうメンバーのセンスを発掘し、新たな外仕事ゲットを狙う
◆9月13日(月)
『乃木坂スター誕生!』
日本テレビ/毎週月曜24:29~/出演:乃木坂46・4期生
柴田柚菜が『揺れる想い』を、林瑠奈が西田ひかると『プレイバックpart2』を歌唱
◆9月13日(月)
『イコノイ、どーですか?』
TBS/毎週月曜25:58~/出演:=LOVE、≠ME
「イコノイ強運クイーン決定戦!」を開催。メンバーが顔面パイに挑戦?