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【写真】火将ロシエルの私服撮りおろしショット【10点】
──『ignis(イグニス)』は正統派のグラビア以外にも、企画色の強いページもあって、一般的な写真集とは違うバラエティに富んだ内容です。中でも「ろしにゃんを探せ」は、かなり手間のかかったページですね。
火将 子供の頃、絵本『ウォーリーをさがせ!』が大好きで、今回の写真集にも取り入れたいなと思ってチャレンジしました。私とスタッフさんが沖縄の街に溶け込んだ状態で、カメラマンさんが屋上から撮影してくれて。私は、かなり遠く離れた位置から、赤と白の水着を着て決めポーズで立っています。
──物理的距離がかなりありますし、スタッフさんとの連携も大変ですよね。
火将 カメラマンさんと電話で連絡を取り合いながら、「もうちょっと右」とか指示をいただいて微調整しながら撮りました。ひっかけ要員のスタッフさんが身を潜めていると、周りから不審に思われて、現地の人に「何をしているんだ」と声をかけられたそうです(笑)。
──有名な名画を火将さんが再現したり、1つの写真にたくさんの火将さんをコラージュしたり、とほかにも様々なアイデアが散りばめられています。撮影前に細かく構成を考えていかないと、ここまで作り込めないですよね。
火将 マネージャーさんは10回以上、打ち合わせを重ねたみたいです(笑)。
──コラージュも最初から予定にあったんですか?
火将 なかったです。これは沖縄ロケのとき、休憩時間に何気なく撮った写真に、スタッフさんを入れ込むって遊びにハマっていたんです。それが楽しかったので、写真集にもコラージュ的なものを入れたらどうかなって提案をしたら採用していただきました。私は昔からスーパースターになりたいって夢があって、今回の写真集にも「スーパースターになる」という裏テーマがあるんです。この写真集を見た人に、生きる活力や幸せ成分を与えられたらいいなと思っていて、それができるのってスーパースターだと思うんです。なので、可愛い、セクシーだけじゃなくて、面白いこともたくさん取り入れました。
──今回の写真集のために、どんなボディメイクをしましたか?
火将 いつもよりも筋トレの量を増やしました。腹筋とスクワットそれぞれ30回1セットを空き時間や食後にして、1日平均で4、5セットはやっていました。
──体型がデビュー当時から全く変わらないですよね。
火将 中学生の頃から身長も体重もサイズも、ほぼ変わってないです。体重は37~39キロの間を行き来しています。
──それはすごい! 写真集には細かい体型のデータを公開するページもあって、へその長さまで書いてあります。筋トレ以外にも、食事にも気を使っているんですか?
火将 食事に関してはあまり気にしてないです。時間帯を問わず好きなものを好きなだけ食べ、食べた分だけ筋トレをして、カロリーを消費するようにしています。ただ昔は甘い飲み物が好きで、よく糖分の高い炭酸飲料も飲んでいたんですけど、最近はウーロン茶に変えました。でも、それぐらいですね。
──完成した写真集の仕上がりを見た感想はいかがですか?
火将 過去最高傑作ができたなと自負しています。今まで出した写真集は、表情が硬いなとか、決め顔が多いなとか、ちょっとした反省点もあったんです。でも今回は、いろんな表情をして、自然体な写真集に仕上がって大満足です!
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(取材・文/猪口貴裕)
▽火将ロシエル(かしょう・ろしえる)
6月19日生まれ、埼玉県出身。156センチ/W53。太りにくい体質に加え、6年以上続けている腹筋とスクワットにより驚異の体重をキープしている。
Twitter:@Kasyou3roshieru
Instagram:rosiel kasyou