【前編はこちら】AKB48宮崎美穂が卒業を決意したきっかけ「秋元先生の“後悔しない選択を”という言葉」
【写真】AKB48を卒業する宮崎美穂
──AKB48の思い出話をしましょう。入ったのは中2でしたっけ?
宮崎 中2の12月がデビューです。オーディションをたくさん受けている中、知り合いに勧められて5期生オーディションを受けました。合格したのは嬉しかったけど、「研究生って何?」と思って。私、AKB48のこと全然知らなかったんです。先輩の4期生はまだ世に出ていないし、「ウチら大丈夫?」と思いながらレッスンを受けていました。
ちょうどその頃、AKB48は初めて『NHK紅白歌合戦』に出演できたんですけど、出演できたのは劇場デビューをしている4期生まで。5期生は蚊帳の外でした。
──5期生はどんな期でしたか?
宮崎 みんな向上心が強かったから、バチバチしていました。当時の研究生は一斉にデビューではなく、公演の立ち位置を覚えたらデビューという感じだったので、ポジション争いがあるんです。同期は特別な存在だけど、切磋琢磨できる間柄でよかったです。今でも毎日連絡を取りますから。卒業発表したら、みんな連絡をくれましたし、さっしー(