“笑いの量”だけで最も面白い芸人を決める、「ABEMA」オリジナル“笑量測定型AI賞レース”『笑ラウドネスGP2022』が7月17日(日)に開催される。開催にあたって、お笑いコンビ銀シャリとニューヨーク、お笑い評論家・ラリー遠田からコメントが到着した。


【写真】『笑ラウドネスGP』について熱いコメントをする、ニューヨーク・銀シャリら【6点】

『笑ラウドネスGP』は、「一番面白い芸人は、一番笑いが獲れる芸人だ」をコンセプトに誰でも参加することができ、漫才でもコントでもよく、シンプルに“笑いの量”だけで1番面白い芸人を決定する「ABEMA」オリジナルのお笑い賞レースだ。

予選を勝ち抜いた芸人たちは、会場に集まった観客の前で渾身のネタを披露し、AIがその笑い声を計測して数値化。審査員は不在のなか、純粋に“笑いの量”だけで王者を決定する、これまでになかったまったく新しい形のお笑い賞レースとなっている。

「審査員がいない、笑い声だけで判断するシステムについてどう思うか?」という質問に対して、ニューヨークの屋敷は「笑い声だけで判断するのと、お客さん投票で決めるのとでは全然違うと思うんですよ。そこが僕はいいなと思っていて。お客さん投票だと、お客さんの考えというか、『こういうネタはいい、こういうネタはダメ。笑っちゃったけどダメ』みたいなのが入ると、またもう一個ニュアンスが違うなと思って。あと単純に、声に出して笑ってしまった大きさだけで順位が決まるというのがすごい画期的やなと思いました」と、今までにない斬新なシステムに対しコメント。

また、「もし二人が出演した場合、どういうお客さんだといいですか?」と聞かれると、嶋佐が「本当にしょうみな話、コンビによって違うと思います(笑)。お客さんのバランスがとれているのか?それが本当に大事なところだと思います。お客さんの公平性」とコメントしたのに対し、屋敷は、「多分どんなお客さんでもデカイ声で笑かせる人が優勝とか上位いってた感じがしますね。だから、『こういうお客さん得意とか、こういうお客さん苦手』とか言ってる人はちょっと苦手なんやろうな…。
だから正直言うと俺らは苦手です(笑)」とコメントした。

最後に、「これはどういう大会ですか?」と問われた屋敷は「誰かが誰かを下すチャンスがあるというか。普段、『お前勝てへんやろ』っていう奴が下剋上する大会」と語った。

そして、銀シャリの二人は「審査員がいない、笑い声だけで判断するシステムについてどう思うか?」と聞かれると、橋本は「人の感情、審査員の方、レジェンドがいらっしゃらないというところで賛否両論あるとは思うんですけど。でも逆に言うと、ピンの方とかトリオ・コント・漫才関係なく、『どれだけウケたか』っていうことになるので、そこが全部混ざって戦えるというのは、ちゃんとドカーンと笑かしてる人の『俺、笑かしてるやんけ!』と言うレクイエムというか…(笑)。熱い魂が消化できる戦いだと思うので熱いと思います」とコメント。

また、「やっぱり『笑いはとってるのに…』という想いの芸人さんはいますか?」という質問には、橋本が、「やっぱり、『スタンダードな取り方やね』『ベタやね』っていうのはあったんですけど、でも爆笑起こせば最強だとは思うので(笑)。そこが難しいですよね」と言葉を濁すのに対し、鰻は「言い訳できないじゃないですか。負けても何も言えない。言える隙がない。だいぶ楽しい賞レースです」と話した。

この言葉に納得の表情を見せた橋本は、その後、「技術があるから面白いとか、ベタでストレートで面白いとか、子供たちにウケるから面白いとか色んな『面白い』のジャンルがあるんですけど、結局1番信用できるのって『爆笑の量』じゃないですか。
だから、鬱屈した魂の漫才リベンジャーズってあるんじゃないですか?『俺こそウケてるんだ!』『じゃあケンカしましょうよ』みたいな(笑)。これすごい良いというか芸人界でもちょっとザワザワしましたよね。まずウケないと始まらないってことですよね。大爆笑こそ。良いと思います」とコメントした。

最後に、お笑い評論家として、現在、テレビやお笑いに関する取材、執筆、イベント主催など多岐にわたる活動を行っているラリー遠田は、「審査員がいない、笑い声だけで判断するシステム」について、「非常に面白い試みだと思います。ありそうでなかった大会という感じですごく面白いです」と高評価。

また、「この大会の煽り言葉を付けるとしたら?」という質問には、「お笑いって評価がすごく難しくて。今まではそれを人間が評価するしかなかったのが、そこに機械が導入されることで、客観的に『この人がウケてる』となると、それはある意味平等。この大会でウケてる芸人が、客観的に見ても1番面白い芸人であるという『笑いの尺度が計れる番組』じゃないですかね」とコメントした。

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