【写真】室田瑞希×吉田豪、対談イベントでの様子【10点】
2012年にハロプロ研修生に加入した室田瑞希。
「保育園の頃から将来の夢に女優とか歌手と書いていました」という室田。しかしスマイレージ2期メンバーのオーディションには落選。だがオーディション過程でハロプロ研修生の存在を知り、「宮本佳林さん、勝田里奈さん、竹内朱莉さん……みんなすごい輝いていたんですよ。ハロプロ研修生ってなんでこんなに可愛いんだ!」と衝撃を受けたという。別の芸能事務所に進むチャンスもあったとのことだが、「当時好きだった℃-uteの鈴木愛理さんに会えるかもしれないと思って」とハロプロ研修生の道を選んだと語った。
トークは進み、ハロプロ研修生加入後のエピソードへ。レッスンの厳しさはこれまでにも数多のメンバーが語ってきたことだか、打ちのめされたのは室田も例外ではない。「3カ月くらいで普通の生活に戻りたくなった」というが、そこを思いとどまらせたのが母にかつて言われた「一度逃げてしまうと逃げ癖がつくよ」との言葉だった。
さらに、この研修生時代に良き仲間となったのが、のちに加入同期になる佐々木莉佳子だと語った。現在も続く2人の仲だが、年齢も研修生歴も室田の方が上。
3年弱の研修生期間を経て、佐々木と「めちゃめちゃ変わった子で、今もすごく面白い子」という相川茉穂とともにアンジュルム3期メンバーとして昇格が叶った室田。
「さっちゃんとはささいなことでよくケンカした。そこで『どっちにつけばいいの?』っておろおろしているのが相川茉穂ちゃん。いつもこんな関係性で。でも本当に子どものケンカなんで、翌日には仲直りしているんです」
そんな中で、後輩として加入した上國料萌衣や笠原桃奈ともプライベートで出かけるなど交流が深まっていく。特に笠原には「桃奈は最初すごく内気だったのに、一緒に遊びに行ってジェットコースターに乗ったら『うええええーい!』ってすごいテンションが上がって、『なにこの子!』ってびっくりして。面白いキャラだなってどんどん話もするし遊びに行くようになった」という。他にも和田彩花の卒業時にメンバーみんなで花火をしたこと、成人式に参加できなかった室田のためにコンサートの楽屋でメンバー手作りの成人式で祝ってくれたことなど、懐かしい思い出を語る室田に、吉田も「こんなにアイドル全員で青春感を味わっているグループってそうないですよね」と相槌を打っていた。
そしてアンジュルムを2020年3月に卒業、所属事務所を移籍し舞台や歌手、バラエティなど活動の幅を広げている室田。「(バラエティには)お話をいだければ、やる時はやります!と思って本気になれるんですが、まだ苦手意識がありすぎて」とまだバラエティには気後れしてしまう様子を見せた。
吉田は室田について「アンジュルムでは楽しくやってたし、基本明るい人で陽キャって印象もある」と語る一方で、「仲が良くなると突破力はあるけど人見知り」とも評した。
室田も「慣れたらすごく明るいんですけど、全然陽キャじゃないです」と認め、自身の人見知りぶりを語った上で「主催するイベントのゲストの方にも私がちゃんと話しかけていかなきゃって思います」とソロとしての心構えを語った。
11年に及ぶ芸能活動において、ずっと室田の支えになっていたのが家族だった。特に母には多感な時期に弱音を吐いたり、喧嘩もしていたという。「自分がすごい大変だった時もたくさん支えてもらったので、まだ親孝行はできてないと思うんですけど、これからもっと孝行したいですし、すごく大切な存在です」「『瑞希が幸せって思えるならそれでいいから』ってよく言ってくれたので、その言葉通りに幸せと思える道を歩みながら、最近はLINEでメッセージを送ったり、会いに行ける時は会いに行ったりします」と時折声を詰まらせながらも、深い感謝と家族愛を語った。
ハロー!プロジェクトを離れてソロ活動に移行した室田だが、ハロプロメンバーとの交流は現在も続く。ただ、「事務所が別々だと気軽にイベントに呼べなくて」と“大人の事情”には苦笑い。「メンバーとの関係もいいし、平和な人ですよね」という吉田の感想には「ファンに支えてもらっている日々ですが、ファンの方が『楽しそうでいいね』と言ってくれるので、一番は自分が楽しんで活動することかなと思います」とポジティブに答えた。
吉田に「しんどかったことは?」と聞かれると「しんどいと言うか、よく言われるのが『アンジュルムのイベントとかぶらないで!』って(笑)。調整できるように私とマネージャーの予定表にアンジュルムの予定も書いてあります」とアンジュルムのファンへの心遣いも明かし、場を和ませていた。
活動を後押ししてくれた家族への感謝、ハロプロ研修生時代の思い出から直近のソロ活動に至るまで、盛りだくさんのトークは7月11日までツイキャスにてアーカイブ配信が視聴できる。
【あわせて読む】室田瑞希、ソロ活動で見えた新たな景色「アンジュルム時代にはなかった緊張感」