【写真】紺野彩夏が出演する『個人差あります』場面写真【8点】
土ドラ『個人差あります』は新川優愛、夏菜、白洲迅がトリプル主演する作品で、突如性別が変わってしまう「異性化」に翻弄される夫婦の物語。
──「異性化」により女性の姿に…。真尋の印象は?
紺野 お話を頂いた時には、端的に言うと、見た目は女性で中身は男性にならなくてはいけないので、もちろん理解はできずに、とても難しいと思いました。でも今は、抱えているものがたくさんありながらも必死に生きている真尋が愛おしいと思っています。
──演じるうえで意識していることは?
紺野 真尋は自分のテリトリーに入ると雑になる人です。知らない人には女性として生きていますが、家の中や自分を知っている人と話す時は素に戻るので、その時は喋り方や仕草を変えています。足を広げて座ってみたり、いい意味で雑な感じが出るように、監督と相談しています。
──難役を演じる大変さは?
紺野 いい意味で、大変さはありません。それよりも今まで演じたことのない役をやれているという充実感があり、とても楽しいです。私は何事も挑戦するのが好きなので、真尋をきっかけに自分の演技の幅を広げられるチャンスをいただけたこと、感謝しています。
──「多様性の時代」と言われる昨今、このドラマをきっかけに考えることはありましたか?
紺野 元々、私はそれほど性別を気にして生活をしていないかもしれないです。どのような形でも、対“人”という接し方で、もしかしたら私たち世代はそういう人も多いのではと思います。
──印象に残っているシーンは?
紺野 真尋の部屋でのシーンが何回かあるのですが、晶に対して強く出ていたり、普段はこういうことを考えて生きているという場面であったり、何話の…という括りはないのですが、部屋のシーンはとても印象深いです。真尋はサッカー部だったので、そういう感じも出るといいなと奮闘しました。
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