平成アイドル史のターニングポイントを考える「アイドル冬の時代を終わらせたモーニング娘。」

平成アイドル史のターニングポイントを考える「アイドル冬の時代を終わらせたモーニング娘。」
テレビ、雑誌、SNS、ライブなど様々な場所で多岐に渡って花開く2019年のアイドルカルチャー。しかし、平成が始まった30年前からそうだったわけではない。長年シーンを見てきた識者が大きなターニングポイントとなったブームを中心に平成アイドル史を振り返る。第1回目は清く正しく美しい正統派アイドルの概念をぶち壊す異端アイドルでありながら国民的アイドルに上り詰め、新たなアイドルの形を次々と作りだしたモーニング娘。が、いかに革新的だったかを、数多くのハロプロ記事を執筆するライターの小野田衛氏が分析する。
──最初にモーニング娘。登場までの平成アイドル史を振り返っていただけますでしょうか。

小野田 1985年にスタートしたバラエティ番組『夕やけニャンニャン』から生まれたおニャン子クラブが一世を風靡し、国民的なアイドルとなりましたが、僅か2年半で番組終了と共に解散します。その後も永作博美三浦理恵子がいた乙女塾、菅野美穂中谷美紀がいた桜っ子クラブさくら組などバラエティ番組発のアイドルグループは生まれましたが、おニャン子クラブのような国民的アイドルにはなれませんでした。

──平成が始まった1989年から90年代の半ばまでは、宮沢りえ牧瀬里穂観月ありさ内田有紀のように歌手としても活動する女がアイドル的な人気を獲得するようになりますよね。

小野田 いわゆる”アイドル冬の時代”ですね。ところが1997年9月、オーディション番組『ASAYAN』から誕生したモーニング娘。が、アイドル冬の時代に終止符を打ちます。番組内の「シャ乱Q女性ロックボーカリストオーディション」で、最終選考に落選した中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香の5人でモーニング娘。が結成された訳ですが、そもそも登場の仕方がアイドルとしては異端でした。今のモーニング娘。は女性ファンも多く、同性から憧れられる存在ですが、当初はイロモノ的な扱いだったんです。なので同じバラエティから生まれたアイドルグループでも、おニャン子クラブや乙女塾のような正統派とは違ったんですよね。強いて言えば野猿とか猿岩石に近い”非本格派”なイメージで。

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