【写真】今、一番期待されている10代のグラビアアイドル菊地姫奈の撮り下ろしカット【5点】
1年間の「ミスマガジン2020」としての活動が終わったことで、菊地の元には多くのグラビアの仕事が舞い込んだ。2022年だけでも7作ものデジタル写真集がリリースされている。オファーは青年誌だけでなく、より上の年代が読む『FLASH』『FRIDAY』といった雑誌からも舞い込んだ。
「ミスマガの期間が終わってから、さらにいろいろな雑誌に呼んでいただきました。ミスマガジンの時は制服だったり、夏だったら浴衣を着てっていう感じだったんですけど、FLASH、FRIDAYではもっと大人っぽい雰囲気の水着を着たり、また違ったグラビアの経験をさせていただきました」
中でも反響が大きかったのはFRIDAYでのグラビアだ。
「初めてフライデーに出させていただいた時は、インスタのフォロワーが8万人も伸びたんです」
さらに10月7日発売のFRIDAYではエメラルドグリーンのビキニで初の表紙を飾った。この号では菊地のグラビア撮影風景を収めたDVDも付いたこともあり、Amazonや楽天ブックスなど主要ネット書店で売り切れが続出し、メルカリなどで転売されるほどだった。その“完売女王”ぶりがさらに話題となり「そこからさらにいろいろなお仕事をいただけるようになりました」という。
ミスマガジンの頃よりもさらにプロポーションがよくなり、より大人になった印象の菊地だが、1年前に比べ、トレーニングなど何か特筆することは行っておらず「むしろ、好きなだけ食べるようになって太っちゃったんですよ。前に取材してもらったときは、自制すると話してましたけど無理でした」と笑う。取材の前日には「ご飯大盛り無料って絶対大盛りにしちゃう…。けど足りなかったので更にご飯追加した」とツイートしており、食欲は旺盛なようだ。
ただ、周囲からは体型の変化を言われることは多いという。
「スタイリストさんとご一緒したりすると、『なんか、瘦せたね』と言われるので、やっぱり子供体型からちょっと大人っぽい体型に成長してきているのかなって思います」
また以前は難しいと語っていたグラビアでのポージングにも慣れてきたという。
「グラビアをやらせていただいた時からミスマガの期間は、初めてって感じで、すごくぎこちなかったり、緊張したりというのが写真を見ても分かります。ただ最近は経験を重ねてちょっとずつポージングであったりと成長できたのかなって思います。表情の作り方、見せ方も出来るようになったのかなとは感じています」
デビュー当時はショートだった髪もセミロングの長さまで伸び、より大人っぽい印象を与えている。ただ菊地が髪を伸ばしているのは、見た目への気遣いとは違う理由からだという。
「実は美容院が苦手で(笑)。家に帰りたいってなっちゃうので。
事務所からは止められているが、ピンク色に髪を染めたいのだという。
今年2月には高校最後の姿を収めた写真集の発売が決まっている。
「写真集は高校最後ということで、ファーストとは違った雰囲気での私らしい写真集になっているかなっていうのと、私が着てみたかった衣装とか好きな衣装を事前にスタイリストさんが色々選んできてくださって。撮影中も可愛い可愛い言いながら撮影させていただいて、すごく楽しかったです」
沖縄の本島3日間と、沖縄の久米島のところで3日間撮影「生ハムが大好物なんです。ホテルで食べた生ハムがすごく美味しかった」と振り返る。
衣装の一押しについては「チュールであったり、フリルだったりちょっとお洒落な水着も着させていただいています。私の一押しはピンクのチュールのトップスを着た、中が星柄の水着。ぜひ注目して見ていただけたら嬉しいです」と話す。
今年春からは大学で演技を学ぶ。
「もともと大学には行きたいなとずっと思っていたんですけど、やりたいことがいまいち見つからなくて。
グラビアと並行して、2022年はテレビドラマ、映画と俳優としての仕事も増えた。さらに『イカロス 片羽の街』という彼女にとって転機となる作品にも出会えたという。
「今までは学園ものが多くて、実生活に近かったんですが、今回やらせていただいた役柄は、ガラっと違っていて。社会のちょっとダークな部分、身近にある闇を感じる部分もあり、すごく考えさせられました。その役について考えることも多くて、私とすごく重なる部分も多い役柄だったので、自分の中での価値観が変わったような気持ちになりました」
以前、取材した際にダークなものをやっていたと話していた。
「そうですね。ずっと闇というかダークな役柄をやってみたいって言っていたので、そういうところは夢が叶ったのかなと思います」
生まれ育った茨城から離れ、東京で一人暮らしも始めた。アニメが好きなら、一人暮らしの部屋を自分の好きなもので埋めると思いきや、グッズを飾ったりはしないと語る。
「缶バッジとかものすごく集めるんですけど、グッズを飾るのは全然興味なくて。グッズを買っても全部箱に入れて置いておくだけです(笑)」
菊地はいわゆるアニメ声で、その声へのコンプレックスを以前は語っていたが「最近では声を褒めていただける機会が少しずつですが増えてきています」といるといい、「まだアニメーションでの声のお仕事をさせていただいたことがないので、何か機会があったらぜひ声のお仕事をさせていただけたら」と話す。
まだ18歳だけに可能性は無限大。
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