特撮ドラマ『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』で敵組織“脳人”の1人・ソノニ役を演じて話題となった宮崎あみさ。エンタメNEXTでは、3月20日に1st写真集『1920』(集英社)の発売を控える彼女にインタビューを実施。
後編では、写真集撮影の様子や、今後の活動について現在の思いを聞いた。

【写真】『ドンブラザーズ』出演で注目、宮崎あみさ撮りおろしカット【15点】

──写真集の撮影はいつ頃行われたのでしょうか。

宮崎 最初が2022年の2月か3月くらいに雪の撮影でした。その後、大阪に行って、12月末頃には竹富島、石垣島に行きました。

──『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』出演期間を通して、成長と変化をたどったような内容になるんですね。

宮崎 そうですね。私はずっと「“エモい”を撮りたい」と言っていました。まだ完成したものを見られてはいないんですけど、きっとエモく仕上がっていると思います!

──この1年間で宮崎さんの心境にどんな変化がありましたか?

宮崎 撮影中に20歳になったんです。19歳の頃は「10代だし、まだちゃんとしていなくてもしょうがない」という気持ちもあったのですが、20歳になってからはそれももう通じないし、大人の目も厳しくなるだろうから自立しないと、という気持ちが芽生えるようになりました。なので人間としても役者としてもすごく成長できたかなと思います。

──写真集の撮影で特に思い出深いのはどのシーンですか?

宮崎 いっぱいあるんですけど、中でも初めて行った石垣島と竹富島は、撮影していてすごく楽しかったです。すごくのどかで、ここに別荘が欲しいなと思うくらい気に入りました! 美味しいご飯をいっぱい食べて、久々に花火をしたんですけど、手持ち花火がすごく楽しかったです。


──人生で初めての大胆なカットにも挑戦したそうですね。

宮崎 一番露出度が高く、布面積の少ない写真を撮りました! というのも、写真集を出すなら表紙はインパクトのあるものがいいと思っていたので、普段だったら絶対にやらないであろうカットに覚悟を決めて挑戦しました。今後もグラビアは続けていきますが、布が少ないのはこれがピークで、布面積は増えていくんじゃないかなと思っています(笑)。

──『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』出演を経て、宮崎さんの知名度もかなり上がったのではないでしょうか?

宮崎 うーん、そういう実感はないんですよ。というのも、街中で声を掛けてもらうようなことがいまだになくて。シアターGロッソのヒーローショーを観に行ったりもするんですけど、誰からも声を掛けられないんですよ(笑)。(タカハシ)シンノスケくんとかといれば気付かれるんですけどね。

──役の格好をしていないと印象が違うのかもしれませんね。名前が世間に浸透した感覚はないですか?

宮崎 この間、別の作品のオーディションで一緒になった子に「もしかしてドンブラザーズ出ていますか?」と声を掛けてもらえたんです! 役者さんが観てくれて、覚えてくれているというのはうれしかったですね。

──女優として、今後はどういった存在を目指して活動していきますか?

宮崎 『ドンブラザーズ』は私にとって女優業の第一歩で、今後も一生忘れられない作品になると思います。作品を通して、演じることの楽しさを教えていただきました。今回の経験を今後、他の作品にも活かしていきたいなと思います。


──最後に改めて、写真集の見どころを聞かせてください。

宮崎 1st写真集『1920』は、私史上最大露出の写真集になっております。19歳から20歳にかけて、少女が大人になっていく姿を収めた、新鮮さを感じられような1冊になっていると思いますので、ぜひお手に取っていただけたらうれしいです!

(取材・文/山田健史)
▽宮崎あみさ(みやざき・あみさ)
2002年10月28日生まれ、東京都出身。149センチ。A型。ミャンマーと日本のハーフ。
Twitter:@amisa_mystear
Instagram:miyazaki_aa
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