BiSの元リーダーであるプー・ルイが、社長兼プロデューサー兼メンバーを務めるアイドルグループPIGGS。7月27日(木)、東京の渋谷CLUB QUATTROで、全国ツアーのファイナル公演を行った。
【写真】プー・ルイ率いるPIGGSのツアーファイナルの模様【12点】
ツアーファイナルでありながら、新メンバーお披露目ライブでもあったこのライブ。今回は、新生PIGGSのスタートを見届けようと、平日夜にも関わらず、多くの「ぶーちゃんズ」(PIGGSファンの総称)が駆けつけたツアーファイナルの模様をレポートする。
オレンジ・紫・緑・黄色というメンバーカラーのサイリウムで埋め尽くされた会場に、ライブの幕開けを告げるSEが流れると、まずは、4人のメンバーが登場。大きな歓声が上がる中、すぐさま、2人の新メンバーも登場し、6人組となった新生PIGGSの初ライブがスタート。
1曲目に披露されたのは、「Nana nanana…」のフレーズが印象的な『KICKS』。2020年、インディーズでリリースされたファーストアルバムの1曲目に収録された楽曲だ。その後、新メンバー2人による「SU-RINGです。BIBIです。よろしくお願いします」との自己紹介を挟んで、『NAKED BORN NAKED DIE』、『THANK YOU FUCK YOU』、『LINK EMOTION』とインディーズ時代の人気曲を6人のフォーメーションと歌割りで立て続けにパフォーマンス。
「今日は6人で全員を楽しませに来ました、ぶち上げて行くぞー!」といったSHELLMEの煽りに、ぶーちゃんズもクラップとコールで応え、前半戦の4曲で早くも会場には一体感が生まれていた。
その後のMCパートでは、BAN-BANから順番に自己紹介が行われ、新メンバーのSU-RINGのカラーがクリーム色(白)、BIBIのカラーが赤であることが告げられる。SHELLMEが新メンバー爆誕のこの日の為に考えてきたという「3、2、1 オギャ~!」のかけ声を会場の全員で叫んで、後半戦に突入すると、SU-RINGとBIBIがフォーメーションの中心に来たり、ソロでサビを歌ったりするなど、2人の見せ場も徐々に増えてゆく。
『BOO!SHUT』のイントロでのコール&レスポンスが見事に決まり、さらなる一体感が生まれたところで、KINCHANのセリフから、「君でなけりゃ」と何度も繰り返されるサビが心に響く新曲『YOU KNOW ME』へ。
そして、さらにレゲエ調のスローなナンバー『飛べない蛇』へと続く。この曲では、会場からサイリウムの光が消え、コールも収まり、ぶーちゃんズが6人の歌声に聴き入っていたのが印象的だった。新旧と緩急のバランスが絶妙だった中盤のこの3曲の流れは、この日のセットリストのハイライトだったと言ってもいいかもしれない。
その後も、後半戦はMCを挟まずにどんどん進んでゆく。ダンスナンバー『スナッチャー』の時に、ミラーボールが会場を照らし、新メンバー2人がサビを歌ったのも印象的だった。この頃には、新メンバーのパートでも、会場から自然と「SU-RING、SU-RING」、「BIBIちゃん、BIBIちゃん」といったコールが上がるようになっていて、6人体制での初ライブとは思えないほどの空気感が出来上がっていた。
そして、最後は『とらえる』と『モナリザ』というライブの定番曲であり、鉄板曲で全14曲の本編が終了。自己紹介パート後の後半戦は、実に10曲ノンストップでのパフォーマンスだった。
続く、アンコールでは、9月から全国ツアーがスタートすること、そして、10月29日(日)に行われるツアーファイナルの会場がZepp Haneda(TOKYO)であることが発表された。
新生PIGGSへの期待値がますます高まる中、新メンバー2人から最後の挨拶が。涙を堪えながら語るSU-RINGと涙を堪えきれなかったBIBI。
アンコールは2曲。新曲『YOU KNOW ME』のカップリング曲『ワイルドサイドを歩け』と『カッシーニ』。最後の『カッシーニ』では、イントロが流れた瞬間に歓声が上がり、再びミラーボールが回った。この曲のサビでは、サイリウムを持つ両手を左右に振る姿が恒例なのだが、多幸感溢れる会場には、6色の光が揺れていた。
今年1月にメジャーデビューし、1月末には、真冬の日比谷野外音楽堂でのワンマンライブを敢行するなど、2023年は飛躍の年となりそうだったPIGGSだが、4月の2ndシングル発売後に、プー・ルイが喉の治療のため一時休養。プー・ルイ抜きでツアーを行うも、5月には初期メンバーのCHIYO-Pが脱退…と波乱の半年を経て、ここからは新生PIGGSとしての快進撃が始まる。果たして、これから、この6人がどんな化学反応を見せてくれるのか。新メンバーの2人がどのように進化し、そして、4人が刺激を受けながら、グループとしてどう覚醒していくのか、是非とも今後のPIGGSに期待して、注目していって欲しい。
【あわせて読む】『TIF2023』に豆柴の大群らWACK所属アイドルが出演決定、スペシャルステージも開催
【写真】プー・ルイ率いるPIGGSのツアーファイナルの模様【12点】
ツアーファイナルでありながら、新メンバーお披露目ライブでもあったこのライブ。今回は、新生PIGGSのスタートを見届けようと、平日夜にも関わらず、多くの「ぶーちゃんズ」(PIGGSファンの総称)が駆けつけたツアーファイナルの模様をレポートする。
オレンジ・紫・緑・黄色というメンバーカラーのサイリウムで埋め尽くされた会場に、ライブの幕開けを告げるSEが流れると、まずは、4人のメンバーが登場。大きな歓声が上がる中、すぐさま、2人の新メンバーも登場し、6人組となった新生PIGGSの初ライブがスタート。
1曲目に披露されたのは、「Nana nanana…」のフレーズが印象的な『KICKS』。2020年、インディーズでリリースされたファーストアルバムの1曲目に収録された楽曲だ。その後、新メンバー2人による「SU-RINGです。BIBIです。よろしくお願いします」との自己紹介を挟んで、『NAKED BORN NAKED DIE』、『THANK YOU FUCK YOU』、『LINK EMOTION』とインディーズ時代の人気曲を6人のフォーメーションと歌割りで立て続けにパフォーマンス。
「今日は6人で全員を楽しませに来ました、ぶち上げて行くぞー!」といったSHELLMEの煽りに、ぶーちゃんズもクラップとコールで応え、前半戦の4曲で早くも会場には一体感が生まれていた。
その後のMCパートでは、BAN-BANから順番に自己紹介が行われ、新メンバーのSU-RINGのカラーがクリーム色(白)、BIBIのカラーが赤であることが告げられる。SHELLMEが新メンバー爆誕のこの日の為に考えてきたという「3、2、1 オギャ~!」のかけ声を会場の全員で叫んで、後半戦に突入すると、SU-RINGとBIBIがフォーメーションの中心に来たり、ソロでサビを歌ったりするなど、2人の見せ場も徐々に増えてゆく。
『BOO!SHUT』のイントロでのコール&レスポンスが見事に決まり、さらなる一体感が生まれたところで、KINCHANのセリフから、「君でなけりゃ」と何度も繰り返されるサビが心に響く新曲『YOU KNOW ME』へ。
そして、さらにレゲエ調のスローなナンバー『飛べない蛇』へと続く。この曲では、会場からサイリウムの光が消え、コールも収まり、ぶーちゃんズが6人の歌声に聴き入っていたのが印象的だった。新旧と緩急のバランスが絶妙だった中盤のこの3曲の流れは、この日のセットリストのハイライトだったと言ってもいいかもしれない。
その後も、後半戦はMCを挟まずにどんどん進んでゆく。ダンスナンバー『スナッチャー』の時に、ミラーボールが会場を照らし、新メンバー2人がサビを歌ったのも印象的だった。この頃には、新メンバーのパートでも、会場から自然と「SU-RING、SU-RING」、「BIBIちゃん、BIBIちゃん」といったコールが上がるようになっていて、6人体制での初ライブとは思えないほどの空気感が出来上がっていた。
そして、最後は『とらえる』と『モナリザ』というライブの定番曲であり、鉄板曲で全14曲の本編が終了。自己紹介パート後の後半戦は、実に10曲ノンストップでのパフォーマンスだった。
続く、アンコールでは、9月から全国ツアーがスタートすること、そして、10月29日(日)に行われるツアーファイナルの会場がZepp Haneda(TOKYO)であることが発表された。
新生PIGGSへの期待値がますます高まる中、新メンバー2人から最後の挨拶が。涙を堪えながら語るSU-RINGと涙を堪えきれなかったBIBI。
時に、見ているこちらにまで緊張が伝わりそうな場面が何度もあったが、初ステージを堂々とやりきった2人。そして、そんな2人を優しく見守る4人の清々しい表情も印象的だった。
アンコールは2曲。新曲『YOU KNOW ME』のカップリング曲『ワイルドサイドを歩け』と『カッシーニ』。最後の『カッシーニ』では、イントロが流れた瞬間に歓声が上がり、再びミラーボールが回った。この曲のサビでは、サイリウムを持つ両手を左右に振る姿が恒例なのだが、多幸感溢れる会場には、6色の光が揺れていた。
今年1月にメジャーデビューし、1月末には、真冬の日比谷野外音楽堂でのワンマンライブを敢行するなど、2023年は飛躍の年となりそうだったPIGGSだが、4月の2ndシングル発売後に、プー・ルイが喉の治療のため一時休養。プー・ルイ抜きでツアーを行うも、5月には初期メンバーのCHIYO-Pが脱退…と波乱の半年を経て、ここからは新生PIGGSとしての快進撃が始まる。果たして、これから、この6人がどんな化学反応を見せてくれるのか。新メンバーの2人がどのように進化し、そして、4人が刺激を受けながら、グループとしてどう覚醒していくのか、是非とも今後のPIGGSに期待して、注目していって欲しい。
【あわせて読む】『TIF2023』に豆柴の大群らWACK所属アイドルが出演決定、スペシャルステージも開催
編集部おすすめ