【写真】発表会での号泣が話題に、木下藍の撮り下ろしカット【5点】
――6月の「メンバー発表会」では注目されましたね。
木下 そんなことはないです(笑)。
――そんなことありますよ! 泣きながら入場してきたんですから。
木下 大変でした(笑)。こんなことになるとは思ってなかったです。人生で泣いたことは2回しかなったので。小学校で転んだ時と、もう一回は秘密です。
――リハーサルでも泣いたんですか?
木下 ごく普通にできました。元気に自己紹介しました。その何時間か後にあんなことになるとは(笑)。自分でも抑えられなかったです。
――メンバーも驚いていたんじゃないですか?
木下 はい。本番が始まる前から涙が止まらなかったから、みんなビックリしていて、「え……⁉」みたいな。慰めてくれたんですけど、そのうちみんな笑い始めて。「なんでそんなに泣いてるの⁉」って。
――インパクトは絶大でしたよ。
木下 悪い印象じゃないんですか?
――そんなことないです。目立つのはいいことですからね。
木下 いやー、でも、笑顔で出て行きたかったです。
――もしかして、まだ嫌な思い出として残っていますか?
木下 嫌な思い出です。一生思い出しちゃうのかなと思って。
――ご家族に何か言われましたか?
木下 「なんで泣いてたの?」って言われました。
――どんな時に?
木下 自由研究のテーマ、今日も思いつかなかったなぁとか。
――中学生ですね(笑)。でも、失敗を最初にやっておいてよかったのでは?
木下 そうですね。これ以上、恥ずかしいことはないです。『FNS歌謡祭2023夏』でデビュー曲を初披露した時も大丈夫でした。
――そういう経験を重ねると、意識が変わっていくと思います。
木下 ほんとに変わりました。毎日が楽しくなりました。ほぼ毎日メンバーと会うのが楽しいです。踊っている時もしゃべっている時も。
――ダンスはいかがですか?
木下 上手じゃないです。体育の成績もほんとに悪いので。でも、さすがに合宿の頃よりは上手になりました。信じられないくらい下手だったから(笑)。3か月前、メンバーに撮ってもらった動画を最近見たら、ビックリしました。下手すぎて(笑)。
――現役の中学生ですけど、得意な科目は?
木下 ひとつもありません。全部不得意です。
――この世界に入ると、学力テストとかやらされますよ。
木下 やだなー。順位とか出るんですかね?
――確実に出ますね。小学生の頃は将来、何になりたかったですか?
木下 みんなお医者さんになりたいとか夢があったんですけど、私は何も思いつかなくて。
――そんな人がなぜアイドルになったんですか?
木下 友達に勧められてオーディションを受けました。「ちょっと試しに」くらいの軽い気持ちで応募したので、まさか受かると思っていなくて。今でもあまり信じられていません。歌も下手だったのに。
――アイドルは好きでしたか?
木下 テレビはあまり見ないので、アイドルがどういうものか、よくわかっていませんでした。
――アイドルになってからの毎日はどうですか?
木下 練習の毎日です。練習しないとできるようにならないので。メンバーに追いつかないとなと思って。みんな日々上達していくのがわかるから、私も頑張らないとなって思います。
――グループ名を聞いて、どう思いました?
木下 数字は絶対つくと思っていました。ハズレちゃいました。でも、覚えてもらえそうだし、インパクトも強くて気に入っています。
――この世界に入って、驚いたことはありますか?
木下 レコーディングをする時、それぞれ部屋が分かれていて、機械もちゃんとそろっていて、「すごい!」と思いました。普通にマイクを持って、歌うのかと思ったら、違うんですね!なんか丸いやつの向こう側にあるマイクに向かって歌いました。
――丸いやつ(笑)。ポップガードですね。ノイズを取り除いてくれるんですよ。
木下 ちゃんと意味があるんですね! 知らないことだらけなので、もっといろんなことを知っていきたいです!
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