【写真】今井優希の撮りおろしカット【10点】
──今井さんはお姉さんが僕青のオーディションに応募してくれたんですよね?
今井 そうです。オーディションがあることは知っていたんですけど、学校のことで頭がいっぱいだったし、応募する勇気もなかったです。アイドルのことはめっちゃ好きだったけど、自分が職業としてアイドルをすることを想像できなくて。そんな私を見ていたお姉ちゃんが締め切りの10分前にこっそり応募してくれて、ある日「書類審査通ったよ」って聞かされて、ビックリしました(笑)。
でも、二次審査の前に足を骨折しちゃって……。迷ったけど足を引きずりながら行って、待合室ではテスト勉強しながら待っていました。そのおかげか緊張しないで面接に臨めましたね。
──オーディション合格が高3の4月ですし、ちょうど進路を考える時期ですよね。
今井 「どんな職業に就くか、考えなさい」と先生に言われても、何年後かに自分が何をしたいかなんて、その時にわからないじゃないですか。そんな時にお姉ちゃんが応募してくれていて、アイドルという肩書をもらえました。
──お姉さんが一番合格を喜んでいるかもしれないですね。
今井 初めて出演した歌番組を観て、「あの甘えん坊のゆきが東京に行って、一人で家事をしながら、テレビに出てる」って泣いてくれたみたいです。「こないだまで赤ちゃんだったのに」みたいな(笑)。
──名古屋から一人で上京することに抵抗はありませんでした?
今井 一人暮らしだけじゃなく、人生の節目になることもわかっていたから、新しい道に進むことも不安でした。でもキラキラしたアイドルになれるなんて、限られた人にしか与えられないチャンスだから、挑戦してみようと思って。性格的にも「どうにかなるかな」って思っちゃうタイプなので、思い切って飛び込みました。上京したての頃は寂しくなったけど、今はもう全然です。お姉ちゃんとも両親とも連絡はこまめにとっているし、よく帰省したりもしています。
──今井さんは「ハッピーガール」と名乗っていますよね。
今井 初めてスタジオで撮影していただいた時にカメラマンの細居幸次郎さんが私を見て、「顔が幸せそうだね。ハッピーガールだ」と言ってくださって、それがすごく気に入ったので個人的に使わせていただいています。学校でもお仕事の現場でも変わらず、ずーっとぺらぺらしゃべっているんですよね。むしろグループで素を出しすぎて引かれてないか心配です(笑)。
──これからの目標はありますか?
今井 私は何事もやる前から諦めていたんですけど、最近はそれじゃいけないと思うようになりました。「とりあえずやってみよう」の精神でいることって大切なんだなって。10月からチョコプラ(チョコレートプラネット)さんがMCの冠番組が始まりますけど、あれダメこれダメと言わずに挑戦していきたいです。
──将来のことは考えていますか?
今井 今お姉ちゃんがスウェーデンに住んでいていろいろ教えてくれるんですよ。スウェーデンって福祉大国だし、女性の社会進出もすごいので、いつか私も行ってみたいなと思っています。
もともとこのオーディションを受ける直前に、スウェーデンに留学できるチャンスがあったんです。でも僕青に合格して、アイドルは今しかできないなと思ってこっちの道を選びました。
今ではこの道を選んでよかったと思っています。まだ100日とちょっとしか経っていないけど、たった数か月で自分が成長したことを実感できるんです。自分が将来何をしたいのかをたくさん見つけたいと思います。人生は思い出作りですから、死ぬまでにたくさん思い出を集めたいです。
(取材・文/犬飼 華)