【写真】CANDY TUNE、満員のZeep Shinjukuで魅せた熱いパフォーマンス【17点】
今回の1stワンマンライブは事前に前売りチケットがソールドアウト。会場となるZeep Shinjuku(TOKYO)は超満員のファンで埋め尽くされていた。そんな状態のなか、メンバーの大きな掛け声とともにOvertureが鳴り響き、ライブを心待ちにしていたファンたちのボルテージが一気に上がる。
メンバーがステージに立つと、さらに歓声は大きくなり『CATCH YOU』からスタート。今回の『CATCH YOU』は1stワンマン仕様になっており、曲中にメンバーが自己紹介する場面も。ファンも「かっとばせ~!○○」と、推しであるメンバーの名前を大きな声で呼んでいた。
元気いっぱいだった1曲目とは打って変わって2曲目の『TUNE MY WAY』ではキレキレでクールなダンスを披露。続く『未完な青春』では青春感あふれる歌声でステージを魅了するなど、CANDY TUNEらしい多彩な姿を見せた。
今回のライブでは新衣装に身を包んで登場したCANDY TUNEメンバー。メンバーの村川緋杏は「いつもとは一味違う秋のきゃんちゅーに仕上げてみました」と可愛くもエレガントな衣装を紹介した。また、今回のワンマンに関して宮野静は「最高に多幸感あふれる空間にしていきます」と意気込んだ。
MCが終わると『きゅきゅきゅキュート』『WAO!アオハル!』『マエヲムケ』『ナナイロプロローグ』を一気にパフォーマンス。
これまでのCANDY TUNEの楽曲とは一味違うカッコいい楽曲に、ステージから目が離せなくなるファンが続出。この楽曲に関して宮野は「また新しいジャンルのCANDY TUNEが見れるんじゃないかと思います」と魅力を伝えた。
終盤戦は福山梨乃のコール&レスポンスとともに、CANDY TUNEの楽曲の中でも屈指のアンセム『キス・ミー・パティシエ』を披露。キュートかつ全力でパフォーマンスするメンバーたちと、全力でそれに応えるファン。そんな最高潮の盛り上がりの中、最後の楽曲『hanamaru』ではメンバー、ファンともに今日一番の歓声を会場全体に響かせた。
メンバーがステージから去ると息もつかせず客席からアンコールが鳴り響く。メンバーがステージに戻ってくると、今回のワンマンで初出しとなる新曲『必殺あざとポーズ』をサプライズで披露。歌詞も振り付けもあざとくて可愛い楽曲で、パフォーマンス中にはメンバーがあざとい台詞や“あざとポーズ”を行い、沢山のファンがハートを打ち抜かれた。
この曲に関して小川奈々子は「みんなと一緒に踊れるように簡単な可愛い振り付けになっているので、一緒に振りコピしてライブで踊ったり、TikTokとかでも流行ったりしたら嬉しいです」と述べた。
また、今回のワンマンライブについて宮野は「私たちがこうしてどんどん大きいステージに立たせていただけるのは、今まで支えてくださったファンの方やスタッフさんの皆さんがいてくれるからだと思っています。
そんなエモーショナルな雰囲気のなか、アンコール2曲目としてグループにとっても大切な曲だという『ナナイロプロローグ』が歌われる。大盛り上がりのなか、突如パフォーマンスが止まると宮野がステージ中心に立ち「CANDY TUNE 1周年ツアー開催決定!ツアーファイナルは豊洲PIT!!」と発表。新曲だけでなく、1周年ツアーというダブルサプライズに客席からは驚きの声が鳴り響く。
ツアーファイナルとなる豊洲PITについて小川は「今日もあめちゃん(ファンの呼称)がいっぱい宣伝をしてくれたおかげで『Zeep Shinjukuを埋める』という目標も叶えることができました。そんな私たちとあめちゃんだったら豊洲PITを埋めるという夢も叶えられるんじゃないかなって思います」と、ツアーへの意気込みとファンへの感謝を述べた。
さらに、ステージで思わず涙していた南なつは「本当にデビュー前から7人で掲げていた目標だったし、無理かもと厳しいことも言われたこともあったけど、こうやってみんなが私たちのことを好きになってくれたおかげで実現することができました」と想いを吐露。
さらに「成長した私たちとここにいる全員で4月27日、豊洲で待ち合わせしてくれますか?」とファンへ呼びかけ、客席からも大きな拍手が聞こえた。興奮冷めやらぬまま最後に『キス・ミー・パティシエ』をパフォーマンスし、CANDY TUNEにとって初となるワンマンは幕を閉じた。
お菓子のように甘く、濃厚で奥深いステージを堂々と披露したCANDY TUNE。これからも成長し続ける彼女たちのステージからまだまだ目が離せなさそうだ。
【あわせて読む】超新星アイドル・CANDY TUNEが初パフォーマンス「絶対に世界のアイドルになれる」