モデルの田中芽衣が26日(日)、1st写真集『1C0N』(東京ニュース通信社刊)発売を記念したイベントに出席。イベントの前の会見では、撮影の裏話やお気に入りのページについて話した。


【写真】ラグジュアリーなドレス姿で登場した田中芽衣【15点】

撮影の舞台は東南アジアの中心に位置するマレーシア。首都クアラルンプールをはじめ、マラッカとポートディクソンの3都市を訪れた。マレーシアならではのカラフルな街並み、夜の市場、ビーチリゾートなど多岐にわたるロケーションを巡り撮影された初の写真集になっている。

発売記念会見に登場した田中は、「写真集を出すというのは、デビューしてからずっとやりたいことの一つだったので、10年目を迎える今、その目標を達成することができたんだという実感が湧いて、すごくうれしかったです」と完成した写真集を初めて手に取った感動を口にした。

撮影を行ったマレーシアの印象については「マレーシアはすごく発展しているな、現代っぽいなという土地から、歴史を強く感じることができるような場所まで、一つの国なのに、いろんな時代にタイムスリップできるような感覚がありました。いろんなシーンの自分を映せたのではないかなと思います」と、“田中芽衣”だからこそできるさまざまな表現が詰まった今作の舞台にぴったりだったことを告白。

続けてどんな撮影であったか聞かれると、「現地での大体のロケ地は決めていたんですが、計画を深く作りこみすぎずに訪れました。そのため、移動の途中に、高速道路のサービスエリアに寄って、なんとなくここでも撮ってみようよと撮ったカットが採用されたりと、いきあたりばったりの部分がいい方向に向かって、自然な自分を残せたのかなと思います」と答えた。

また、今回の写真集は被写体としてだけでなく、スタッフとともに田中自身も、作品作りに大きく参加したという。作品を作る際に大事にしたこととして、「『田中芽衣といえばこうだよね』というようなみなさんにすでに持っていただいている自分のイメージと、『この芽衣ちゃんは新しいな』という、新しい自分を見せるという二つのコンセプトを、どちらかに偏ることなく両方撮ろうということを大切にしました」と話した。

10代でデビューしてから大事にしていた、少女っぽさや幼いかわいらしさというものから、自然の中での大人らしい大胆なカットまでが収録された、少女から大人への田中の変化を見ることができる写真集に仕上がっている。

コルセット風の衣装を身にまとう印象的な表紙のカットも、そんな田中の意見が反映されたものとのこと。
「ファッションモデルとして、アイコニックな印象の写真を表紙に持っていきたいなと思って選びました。『この衣装を着たカットの中から、表紙を選びたいです』という話をしてから、スタッフの方の提案も受けて決めました。中面と同じくこちらの表紙も、みんなで作ったワンカットなのかなと思っています」と、スタッフとのチームワークのなかで完成された作品であることを話した。

また、お気に入りのページには、大自然の中で水着を身にまとい、上目遣いでこちらを見つめる姿が収められたページをセレクト。選んだ理由について、「他のページは私が撮影のイメージなどを提案させていただいたカットが多かったのですが、このページはスタッフさんの意見を取り入れた、私の意見があまり入っていないカットだったんです。普段の自分ではやらないようなヘアメイクであったりもしたので、少し不安にも思っていたんですが、出来上がりを見ると、“新しい田中芽衣”が表現できた、1番いいページになったんじゃないかなと思います!」とアピールした。

このページ以外にも、チャレンジングな表現が多くなされている今作。夕日が沈む海辺のカットでは、素肌の上に着用した透け感のあるワンピース姿のまま海に入るなど、水に浸かる撮影も多くあったといい「水の中だと衣装が動きますし、その時の自然な動き方を、そのままカットに収めています。モデルの仕事になると、衣装の動きをすぐ修正しますが、このカットは、より自然なまま映していて、固定したかわいいのイメージを超えていくようなすごく挑戦的カットだったなと思います」と振り返った。

ホテルの部屋でのフェミニンなランジェリー姿などの肌見せカットについても「大胆なカットも今しか残せないのかなと思っています。1枚の絵のようなアートだと思って作ってきたので、そういう部分でも、女の子からもたくさん支持していただけたらうれしいなと思って、そういうカットも挑戦しました」と自身にとって、新たな表現に挑んだ心境を言葉にした。

そんな撮影にあたり、どのような身体づくりをしたかという質問には、「私は、細いから美しいではなくて、自分の骨格を活かした肉付きのある身体が美しいのかなと思っています」と目指した美しい身体を表現し、「食事をする時間や何を食べるかに気を付けていたのと、ピラティスに週2、3回通っていました。
あとは必ず、毎日サウナに行くか、毎日半身浴を2時間くらいしていましたね。集中して2カ月くらいかけて身体を作りました!」と返答。

特に、自信があるというヒップのボディメイクについては 「鍛えるだけではだめなので、作りこみをしてほぐして、作りこみをしてほぐして、というのを繰り返しました」と時間をかけて鍛え上げられたものであることを明かした。

最後に、今回の写真集、自己採点は何点ですかと尋ねられると、「120点と言わせてください!いい感じに、完璧に作ろうとしなかったからこそ、完璧を超えるものができたんじゃないかなと思います!」と自身にとっても大満足の仕上がりであることを笑顔で語り、会見を力強く締めくくった。

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