フジテレビ系「木曜劇場」で放送されているテレビドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ系)。12月14日(木)に放送された第10話では、深雪夜々(今田美桜)が春木椿(松下洸平)に、佐藤紅葉(神尾楓珠)が潮ゆくえ(多部未華子)に告白した。
(以下、これまで放送されたドラマのネタバレを含みます)

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2人でご飯を食べる紅葉と夜々。夜々は5人で集まった時のことを、美鳥がどう思っているのか気にしていた。紅葉が「5人組じゃなくて、2人組が4つだった」と美鳥が言っていたことを伝えると、夜々は理解して納得する。また紅葉は「夜々に言われていなかったら、自分で塾をやろうと思わなかった」と美鳥が話していたことも伝える。紅葉に対しては何も言っていなかったため、夜々は美鳥にLINEで紅葉の存在が人生にどう作用したかを聞くことに。そんな時、偶然同じ店にいた紅葉のバイト先の後輩2人が声を掛けてくる。

後輩の1人が「彼女さん可愛いですね」と言うと、「友達です」と否定する夜々。「佐藤さんと付き合ってて楽しいですか?」と失礼な発言をする後輩に対して、夜々は「よく知らないんだったら黙ってろよ」と激怒する。紅葉は慌てて夜々を外に連れ出すが、夜々は後輩に「ばーかばーか」と連呼する。

店を出て冷静になり、反省しながらも「後悔してない。バカにも伝わる言葉ってバカくらいだから」と言う夜々。紅葉は反省してほしいと注意しながらも「いいよ。
言っていることは正しかったから」と夜々を許す。その時、美鳥から夜々にLINEの返信がくる。「皆じゃないってことが救いだった。皆が自分を同じように見てると思ってたから、違う人もいることに安心した」という返信を夜々が読み上げると「何本当に聞いているの」と笑う紅葉。2人は笑いながら帰宅するのであった。

ある日、夜々は椿の家に1人で行くことに。2人で会うということで、手料理を振る舞う夜々。夜々の手料理を食べ、椿は美味しさに感動する。すると夜々は「私ってやっぱり可能性ないですか?」と改めて椿に尋ねる。椿が「うん、ごめん」と答えると、夜々は涙を流す。何も言わずティッシュを渡す椿。夜々の恋はやはり叶わず、失恋してしまった。


潮このみ(齋藤飛鳥)の提案で、ゆくえとこのみの家に遊びに来た紅葉。このみがいない間に、紅葉は「ゆくえちゃん分かってるでしょ?分かってて俺が傷つかないように、期待とかしないように、丁度良い距離感とか考えてくれてるでしょ?」と聞く。ゆくえは「何のことですか?」と惚けながら、「傷ついてない?期待もしてない?」と聞く。

紅葉は「全く。全然期待させてもらえなかった」と答え、「好きでもない俺のために、距離感考えてくれるところが好きなんだよね」とハッキリ好意を伝える。「急にハッキリ言うじゃん」と笑うゆくえ。紅葉は「分かってるから大丈夫」と言い、その後帰路につく。紅葉の恋も実らず、失恋してしまったのであった。

今回の放送では、夜々と紅葉が失恋するシーンが描かれた。付き合える可能性がないことを分かりながら、好意を伝えた2人。振られてしまったが、4人で会うことに変わりはないだろう。椿は夜々を、ゆくえは紅葉を振ってしまったものの、それぞれの優しさが垣間見えた。


相手を配慮できる2人だからこそ、夜々と紅葉は今後も友人関係を続けていきたいと思えるのかもしれない。引っ越す前に、最後に椿の家で一緒に住むことになった4人。果たして引っ越しても4人の関係は変わらないのか。12月21日(木)に放送される最終話を楽しみに待とう。

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