【関連写真】大工のなり手不足について語るEXIT兼近【4点】
番組MCを務めるお笑いコンビ・EXITの兼近大樹は「ネットを全部制限しても、友達から聞いた話を信じる可能性もある。子どもが自主的にネットで調べて学ぶ機会を奪うことにもなる」とコメント。
続けて「例えば、『人工地震が起きた?』と聞かれた時に、『そのエネルギーはどう生み出されたのかを一緒に考えよう』という対話ができたらいいけど、大半の親はできないと思う。そもそも大人だってすぐに信じてしまう。対話をしないから、現実的な思考力が低下し、自分の信じたい情報だけをひたすら発信してしまう」と持論を展開した。
また、陰謀論が広まる背景について兼近は「僕の世代でも、『鶏肉ってなんの肉だっけ?』という人が実際にいた。これまで知らなくても生活できたということは、簡単な物事や仕組みを自分で考えなくてもいいような利便性を享受している証拠。この環境によって想像力が欠如して、自分の想像を超えることを言われると、『この話は本当なんだ』と信じてしまうのでは?」と推測した。
慶應義塾大学の特任准教授でプロデューサーの若新雄純は「最近は事実かどうかにとらわれすぎて、子どもたちがワクワクするようなファンタジーを作れなくなった。だから、興味をそそられる陰謀論に魅了されているのでは?」とコメント。
これに対して兼近は「漫才やコントの設定について『この話はウソ?ホント?』と見る人はいないと思っていたけど、『絶対ウソだろ』と言ってくる人がいた。
【あわせて読む】安藤美姫が”女性目線”で考える避難所での配慮「日頃から生理の話をしにくい。だからこそサポートが必要」