2月14日に待望の1st写真集『チューベローズ』(KADOKAWA)を発売した名取くるみ。グラビアだけでなく、レースクイーンとしても話題を呼んでいる彼女が挑んだ写真集は一体どんな内容になっているのか。
撮影秘話を聞いた。

【写真】レースクイーンとしても活躍する名取くるみ 撮り下ろし写真【6点】

──名取さんの1st写真集『チューベローズ』が2月14日に発売しました。

名取 今までにも写真集のお話はあったのですが、タイミングが合わなかったりしてなかなか実現できなかったんです。なので今回やっと出せることになり、とてもうれしいです!

──まずはこの写真集についてお話を聞かせてください。撮影はバリで行なったそうですね?

名取 はい、人生で初めてバリに行きました。すごく素敵なロケーションでしたね。私にとって、海外で撮影をするのは一番の夢だったんです。今まではコロナ禍もあってグラビアやDVDの撮影はずっと国内だったけれど、今回の写真集の撮影では日本だと撮れないようなカットがたくさん撮れて、一気に世界が広がった気がしました。

──中でもお気に入りのカットやシチュエーションを教えてください。

名取 夕方のマジックアワーの中で、赤いドレスを着て撮った写真が気に入っています。バリで撮るならカジュアルなドレスを着たいと思っていたので念願が叶いましたし、それが夕陽に映えてすごくきれいな写真になりました。夕方だったからか表情も柔らかくて、私の中ではあまりない珍しい1枚になったと思います。


──写真集のタイトル『チューベローズ』にはどんな意味が込められていますか?

名取 チューベローズは、私の誕生日である6月16日の誕生花です。編集部の方に提案していただいた言葉なんですけど、調べてみたら「危険な快楽」「官能的」という花言葉があり、しかも夜になるとセクシーで優雅な強い香りを放つ花らしくて。「これは自分の写真集の内容にぴったりだ!」と思いましたね。もともとは覚えやすいひらがなのタイトルにしたいなと考えていたけれど、すぐ「チューベローズにします!」って伝えました(笑)。

──写真集の帯には「“ダイナミックボディ”を限界露出!」というキャッチコピーも書かれています。撮影にあたってボディメイクも入念にされたと思いますが、いかがですか?

名取 私は以前、撮影の前はしっかり食事制限をして、少しでも痩せられるよう意識していました。ただそれをすると、顔色が悪かったりやつれて見えたり、体つきもグラビアとしてはちょっと物足りないのかなという気もしていて。なので今は、痩せすぎないようにするというのを目標にしています。今回も、暴飲暴食をしない程度にちゃんと食事は摂って、肉づきのある体にして撮影に臨みました。

──理想のスタイルで撮影に臨めましたか?

名取 はい! 自分では「つけすぎたかな?」と思っていたけれど、上がった写真を見たらそんなこともなくて。ちゃんと肉づきの良い健康的な体で撮影できたと思います。

──初めての海外での撮影は順調に進みましたか? ハプニングなどはありました?

名取 ハプニングといえば、蚊に刺されたことかな。
バリの蚊って日本の蚊より強いのか、虫よけが全然効かなかったんです。いろんなところを刺されたけれど、肌を見せて撮影するから掻いちゃダメだと思って、ひたすら爪で十字をつけて我慢しました(笑)。でもバリはすごく楽しかったです! 

編集部の方が毎回の食事を大切にしてくれて、いろんなお店に連れて行ってくれました。ナシゴレンがすごくおいしかったし、ホテルの朝食ビュッフェでもご当地のおいしいものを食べられてうれしかったですね。最後は撮影スタッフの皆さんと一緒にマッサージに行って、並んで足のマッサージをしてもらったのが思い出に残っています。

──充実した日々だったんですね。さて名取さんにとって写真集は一つの目標だったと思うのですが、それを達成して次に目指すものは何でしょう?

名取 写真集ってやっぱり(売上の)数字が大事だと思うんです。数字が良ければ次のお仕事にもつながると思うので、まず今はこの写真集で最大限の結果を出したいと思っています。そして、2冊目の写真集やその他のお仕事につなげていきたいです。

【後編】「後悔なく生きたい」名取くるみ、親の反対を押し切って進んだ"グラビア"への道

▼2月25日(日)写真集発売記念イベント開催決定
詳しくは名取くるみ公式X(@natori_kurumi)をチェック
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