2月14日に待望の1st写真集『チューベローズ』(KADOKAWA)を発売した名取くるみ。圧倒的プロポーションでグラビアシーンからレースクイーンとしても活躍中の彼女に、これまでの活動を振り返ってもらった。


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──さて、名取さんはグラビアのお仕事を始めて今年で丸5年になりますね。

名取 はい。2019年のデビュー以来、「グラビアといえば名取くるみだよね」と言ってもらえるようになるのを目標にして頑張ってきました。最初はとにかくいろんな人に知ってもらうために、週に2回のペースで撮影会に出ていました。そこからだんだんと応援してくださる方が増えて、DVDもリリースして。

そして「ミスFLASH2021」でグランプリを受賞し、自分の中でまず第一関門を突破できた実感がありました。また、お仕事の幅を広げたかったので2021年からはレースクイーンとしての活動も始め、「日本レースクイーン大賞2022」でもグランプリもいただきました。私は常に「何かをやるなら結果を出したい」という気持ちでお仕事と向き合ってきたつもりです。

──そもそも最初にグラビアをやりたいと思ったきっかけは? 抵抗などはありませんでしたか?

名取 抵抗はありませんでした。グラビアを見て、純粋に「こんなお仕事もあるんだ。私もやってみたいな」と思ったんです。ただ最初は親からも反対されましたし、私自身も親や周囲の目を気にするタイプなので、心にもやもやしたものを抱えていた時期もありました。
でもよくよく考えてみると「100年も経てば今生きている人はみんないなくなるのに、なんで私は周りの目を気にしているんだろう?」と思っちゃって(笑)。自分のやりたいことを突き通して後悔なく生きたい、と思ってからは気持ちが吹っ切れましたね。

──グラビアやレースクイーンとして活躍するようになって、ご家族の反応は変わりましたか?

名取 今は応援してくれています。実家に帰ると私が載っている雑誌が置いてあったりするんですよ。レースクイーンのお仕事に関しては、そもそも私がモータースポーツに関わりたいと思ったきっかけが父の影響だったこともあり、今は父がすごく喜んでくれています。恥ずかしがりながらもなんだかんだ言って応援してくれていて、私もうれしいです(笑)。

──名取さんにとって、この5年の活動の中で最も大きなターニングポイントといったら何でしょう?

名取 やっぱりレースクイーンを始めたことですね。お仕事の幅が広がり、応援してくださるファンの方の層も広がりました。さらに、人間関係も広がって友達も増えました。私は普段あまり外出をしないので、大学を卒業してからは友達とご飯に行くこともほとんどなくて。でもレースクイーンを始めてからはご飯に行く機会も増え、私生活の質も向上しました!

──なるほど。お仕事の幅や人間関係の他にも、デビュー当時と今の自分を比べて変わった点や成長した点はありますか?

名取 SNSの使い方は変わりました。
以前は怖いもの知らずで、とにかくがむしゃらに写真を上げていたんです。おかげで1つ目のアカウントはシャドウバンになってしまいました(苦笑)。今は「これを上げたらファンの方はどう思うのか」「このお仕事につなげたいから、こういう告知をしよう」といったことを考えるようになったし、先を見据えてSNSを使えるようになったのは成長できた点かなと思います。

──では最後に、名取さんにとってグラビアというお仕事の魅力とは?

名取 グラビアは、一番自分をさらけ出せる場所。外見だけじゃなく、気持ちもさらけ出せる場所だと思っています。年齢を重ねていくと周りの目が気になって、着たい服が着れなくなったりするじゃないですか。「この服を着られるのは若い時だけ。今はもうやめておこう」とか。

でもこのお仕事ではそんなことを気にすることなく、着たい服を着られるのは楽しいなと思います。グラビアは私にとって一番大事なお仕事であり主軸なので、これからも続けていきたい。「やり切った」と言えるところまではやりたいですね。今後、毎年写真集を積み重ねていくことができたらいいなと思っています。


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▼2月25日(日)写真集発売記念イベント開催決定
詳しくは名取くるみ公式X(@natori_kurumi)をチェック
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