杉咲花が主演を務める月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系/4月スタート毎週月曜22時)。今回新キャストとして、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花の出演が決定した。


【写真】出演が決定した吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花【8点】

本作は、“記憶障害の脳外科医”という前代未聞の主人公が、目の前の患者を全力で救い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマ。原作は『モーニング』(講談社)で連載中の同名漫画で、元脳外科医である子鹿ゆずるが描く“リアル脳外科医”の世界が、医療従事者のみならず、各方面から絶賛されている話題作。

ある事故で脳を損傷した脳外科医の川内ミヤビ(杉咲花)。医師であることを諦めかけたミヤビの前に、変わり者の脳外科医・三瓶友治(若葉竜也)が現れる。強引でマイペースな彼の言動によって、ミヤビはもう一度、脳外科医としての道を歩むことに。主治医である大迫紘一(井浦新)の応援も受けながら、ミヤビは脳外科医として、新たな一歩を踏み出していく。


今回、ミヤビに関わる重要人物に吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花の出演が決定。

吉瀬が演じるのは、ミヤビと同じ丘陵セントラル病院の看護師長を務める津幡玲子(つばた・れいこ)。病院の医療安全室長も務めている人物で、病院内のいかなるリスクもミスも許さない“安全の鬼”。そんな彼女だけに、記憶障害を抱えるミヤビが医療行為に参加すること、三瓶がミヤビを強引に医者に復帰させようとしていることに対しても、強硬に反対する。

吉瀬は「医療ドラマには久しぶりの出演でして、強く厳しい看護師長役を上手く演じることができるか、今から緊張しています。今回撮影が始まるまでの期間で髪の毛を伸ばすことができ、いつもとは違うヘアスタイルで臨めることが新鮮でもあります。
ラブもありサスペンスもありと広く楽しめる作品ですので、多くの皆さんにご覧いただきたいと思います」とコメントしている。

千葉が演じるのは、丘陵セントラル病院の救急部長・星前宏太(ほしまえ・こうた)。救急のほか、脳外科も兼務している彼は「全科で専門医レベル」の医者を目指している。いつでも明るく熱いムードメーカーで、ミヤビの脳外科医復帰も温かくサポートする。ややオレ様系で自意識も高めだが、抜けているところもあり、憎めない、周囲から頼りにされている人物だ。

千葉は「目の前で起こっていることを見過ごさないように、一日一日を大切に生きるということ。
改めて一生懸命考えてみようと思います。たのしんでいただけますように」とコメント。

岡山が演じるのは、大迫が教授を務める関東医大病院の脳外科医・綾野楓(あやの・かえで)。専門は脳血管内治療(カテーテル)で、その分野では国内で最も注目される若手医師の一人。一見、物腰柔らかな好青年だが、その裏で上昇志向が強く、権力者の孫娘である麻衣(生田絵梨花)との政略結婚を目論み婚約中という言動に隙がなく、本音が見えない男だ。

岡山は「人物設定、ストーリー、そして人間の身体における含蓄、あらゆる魅力の詰まった原作に夢中になりました。
自分の隣、或いは自分自身のことなのに、どこか外側の事として捉えてしまっていた「人間の体」のことを知り、自分の現実が拡張されました。陰となってしまう場所にもその場所だけの色彩があるという事。「アンメット」の世界を皆様にお届け出来るよう、綾野楓という人物を大切に全うさせていただきたいです」とコメントしている。

生田が演じるのは関東医大病院の脳外科秘書を務める西島麻衣(にしじま・まい)。周辺地域で絶大な影響力を持つ西島医療グループ会長の孫娘で、綾野と婚約中。自分の家柄・立場と、それゆえの運命を受け入れており、良くも悪くも大人な考えの持ち主である。
彼女にとって、将来有望な綾野は結婚相手として申し分ない存在。お互い、悪びれることもなく、愛のない政略結婚を推し進めている。

生田は「権力者の孫娘、政略結婚、色々なしがらみの中で揺れながらも、純粋に人を想う麻衣の心を根底に感じて対話していきたいなと思います。正解のない難しい選択をそれぞれが迫られているので、ひとりで解決しようとせず共演者の皆さまに頼りたいですし、私も少しでも頼っていただけるように頑張りたいです」とコメント。

今回、新たにキャストが解禁された4人の登場人物は、それぞれの立場と思惑で、ミヤビと関わっていく。脳外科医への復帰を目指すミヤビにとって味方となる者もいれば、敵対する立場となる者も……この4人が、ミヤビの新たな人生に、どのような影響を与えていくのか注目だ。


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