「ABEMA NEWSチャンネル」において毎週日曜正午より『ABEMA的ニュースショー』が生放送されている。3月31日(日)の放送では、この日をもってお笑い芸人のキンタロー。
が所属事務所の松竹芸能を退社することを紹介。また、同事務所所属芸人のみなみかわが、このニュースの記事をXで引用し、「なるほどね。」と意味深に添えていたことに着目した。

【写真】お見送り芸人しんいちが本音、ほか番組カット【6点】

まずは、みなみかわをよく知る関係者たちに、この発言について取材を敢行。元松竹芸能所属のお見送り芸人しんいちは「『キンタロー。はここから抜けて、別の“国”に税金を納めるんですね。じゃあ敵とみなしますよ』という意味での『なるほど』やと思う。
あれは宣戦布告で、本人にしか伝わらない声のトーンで放ったんやと思います」と推測。

続いてお笑い芸人の永野は「僕はXで意味ありげなことを投稿する芸人が大嫌い。言葉の意味を考察させるのが狙いだから、こういう投稿はスルーした方が良い。彼はそれを批判する側だったのに、どうしちゃったんでしょうね?」と辛口な意見。さらに「この発言の取扱説明書を理解した上で、みんなが聞いてくれているという“おごり”があるのでは?」と指摘した。さらに、みなみかわを最もよく知る元松竹芸能所属のお笑いコンビTKOの木本武宏は「彼は松竹芸能を逆恨みしているのでは?事務所の看板芸人になるために、キンタロー。
の退社に暗躍したんだと思う」とニヤリと笑った。

そのほかにも、明星大学の藤井靖教授が心理学の観点から分析。「短い文言は注目を集めやすい。自分の労力を最小限にして、自分に注目を集めるという、いわゆる“フリーライダー効果”を狙っている。それに加えて、キンタロー。に対する“心配”と“嫉妬”という、本来は両立しないような感情が渦巻いているのかもしれない」と紐解いた。


様々な意見が飛び出たところで、スタジオ出演したみなみかわに真相を直撃。みなみかわは「キンタロー。とは仲良しで大好き。だけど、僕は“円満離婚”と“円満退社”はこの世に存在しないと思っている。円満ならそのまま居たらええやんって話じゃないですか。みんなが円満という名のパウダーをフワっとかけている中で、『キンタロー。
も“円満パウダー”かけてるやん!』と感じたことを、『なるほどね』と記したんです」と言及。

続けて、「あんまり言いたくないけど…キンタロー。は天才なんです。それゆえに悩みがあったと聞いている。俺はこういうヤツほどフリーにならずに、松竹芸能におった方がええのになと思うんです。“戻ってこいや!”“一緒にやろうや!”も含めて、いろんな想いが込められた『なるほどね』なんです」と白状した。


また、松竹芸能を近年退社した芸人たちを振り返ると、みなみかわは「辞めた皆さんには『戻りたかったら、戻っておいで』と言いたい」と呼びかけ。番組MCを務める千原ジュニアは「あなたがそれを決められないでしょ?」とツッコミを入れると、みなみかわは「僕は事務所のリーダーなんで。先輩芸人たちは自転車やマラソンに夢中だったりするので(笑)、僕が人事に関しては一手に引き受けます」と語気を強めた上で、「今の松竹芸能はかなり戦力ダウンしていて、なすなかにしさんとヒコロヒーの肩に重くのしかかっているので、立て直しが必要なんです。『一致団結で松竹芸能頑張って行くぞ!』って気持ちです」と事務所愛を語った。

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