【写真】MLB、プロ野球球団について個人的見解で語り合う番組ショットほか【5点】
今回公開された動画では、「MLB選手の契約」をテーマに、元プロ野球選手の里崎智也、元MLB選手の西岡剛、「ABEMA」のMLB中継でMCを務めているDJケチャップ、MLBジャーナリストのAKI猪瀬が“個人的見解”で語りつくした。
まずはミネソタ・ツインズに所属していた西岡の契約内容を深掘り。西岡は「年俸300万ドルの3年契約」を結んでいたことを明かすと、その金額にDJケチャップは「スゴいですね…」と絶句。その様子を見た西岡は「僕が行った時は、1ドル80円とかの世界。めちゃくちゃ円高」と苦笑いを浮かべると、里崎は「でも、今もドルで持っていたら、倍以上の金額ですからね」とニヤリ。
本人を横目に「今もドルを持っているのかな?」と3人が盛り上がると、当の西岡は「1ドルも触ってない。ドルはずっと向こうで運用している」と冷静に回答。里崎は「トータルで900万ドルを貰っていたから…?」と現在の資産を想像すると、西岡は「僕は契約を1年破棄したからね」と首を振り、「こういうケースはMLBであまりないらしく、球団はビックリしていた」と振り返った。
また、契約内容について西岡は「日本からの引っ越しで、家具の輸送費だけで3万5000ドルかかった。それの往復分を払ってもらった」「僕と家族や友人たちが8往復できるぐらいの航空チケットを確保してもらった」「マンションの家賃も契約に組み込んでもらった」と明かした上で、「良い契約をしてもらっていたから、アメリカにいた時はお金をほとんど使わなかった。チップを払うくらい」と話した。
また、AKI猪瀬は「当時、史上最大の契約と言われた“A.ロッド”ことアレックス・ロドリゲスの契約書は、このぐらいの分厚さだった」と親指と小指の幅を最大まで広げると、DJケチャップは「スマホの縦の長さぐらいあるやん…」と仰天。西岡も「僕でもMLBの契約書は50枚くらいあった。
さらに日米球界における“契約の違い”について、西岡は「MLBは契約内容がほとんど報道されるから、球団や選手が隠せない」と語ると、里崎は「日本は“推定”でしか報道できない。選手の年俸のバランスをとりたいから、球団があえて低く発表していることもある。球団も選手も契約を隠したいという意図もあると思う」と、“個人的見解”を示した。
さらに、日本球界の契約のウワサに迫る一幕も。DJケチャップは「プロ野球選手は、釣りやボウリングをしたらダメと聞いた」と疑問をぶつけると、里崎と西岡は「それはない」と否定。里崎は「『違う競技の大会に出たらダメ』という契約はある」と補足すると、DJケチャップは「腕に負担がかかるから、禁止されてるんやと思ってた!」と驚きの声。これに、西岡は「阪神タイガースの選手は、休みの日はいつも琵琶湖でバス釣りしてますよ」とツッコミを入れて、笑いを誘った。
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