【写真】『おむすび』第4回【5点】
今作は福岡県糸島市を舞台に、ヒロイン・米田結(橋本環奈)が栄養士として人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”。
第4回では、“規格外野菜”と“ギャル”の共通点が明らかに。ある日、結(橋本環奈)が学校から帰宅すると、父・聖人(北村有起哉)と祖父・永吉(松平健)が規格外野菜について口論になっていた。聖人は市場に出せない野菜は近所に配って回ると言うが、永吉は安値で売りさばくと言って聞かないのだ。
野菜売りを手伝った結に、永吉は「誰かに買うてもらえたら立派な商品として報われる」「形が悪かろうが見かけがひどかろうが、この世にクズなんてものはなか」と伝える。結は“クズ”というワードを聞いて、ギャル連合“ハギャレンの”ことを思い出していた。
それは書道展の帰り道でのこと。ハギャレンに話しかけられている結を見たサラリーマンが警察に通報し、ギャルたちを「このままやったら社会のクズになんぞ!」と罵倒したのだ。後日、結自身も「あの人が言ったみたいにホントにクズになりますよ」と言ってしまい、ハギャレンとは決裂状態になってしまっていた。社会の普通とは少し違っても、見た目が派手でも決して“クズ”ではない。規格外野菜に対する永吉の言葉が、ギャルたちに対する言葉のようにも聞こえる。
SNSでは「見てくれが悪いだけでクズ…野菜とギャルの重ね合わせ、うまいなぁ」「規格外野菜とギャルをかけて、見た目で判断しちゃいけないよ、かぁ。
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