──小さい頃から芸能界に興味があったんですか?
石原 10歳の時に『女王の教室』という志田未来さんが出演しているドラマを観て、すごい演技をしているなって衝撃を受けたんです。そこで初めて芸能界の存在を知って、憧れるようになりました。
──実際にオーディションなどは受けたんですか?
石原 オーディションを受け始めたのは高校生になってからです。小学生の頃からフルートを習っていて、中学生になると吹奏楽部に打ち込んでいたので、その頃は将来、フルート奏者か音楽の先生になりたかったんです。
──フルートの腕前はいかがだったんですか?
石原 中学時代は管打楽器のソロコンテストに出て、3年連続で本選に出場していました。応募者が700人ぐらいいて、本選に進めるのは50人程度。その中でフルートは10人ぐらいだったので、地元の茨城県では最低でも10番目ぐらいにフルートが上手かったと思います。中学卒業後は音楽の専門学校に行こうと考えていたんですけど、その時期に東日本大震災があって行けなくなったんですよ。それで地元で2番目ぐらいに偏差値の低い高校に進学しました(笑)。