今年で連載28周年、TVアニメは放送26周年を迎える『ONE PIECE』。数々の魅力的なキャラクターが登場する本作の中でも、アラバスタ王国の王女ネフェルタリ・ビビは、その美しさと勇敢さで多くのファンを魅了してきたのではないだろうか。


【写真】『ONE PIECE』ビビのコスプレを披露した夜さん【8点】

今月2日はそんなビビの誕生日。今回は彼女に魅了され、コスプレを披露していたコスプレイヤーの夜さんに、ビビの魅力やコスプレへのこだわりについて話を伺った。

ビビ初登場時の印象は「可愛くて変なお姉さん」という印象を持っていたそうだが、物語が進むにつれて「彼女の覚悟や強さに心を打たれましたよね」と話す夜さん。ヒロインに目がないという彼女は、「自分が犠牲になっても戦い抜く姿は国民に賞賛されるのに、本人は大切な何かと離れる運命にある。その美しく勇敢で、切なさと儚さを秘めたところがまさにドストライクでした!」と熱く語ってくれた。

そして品のあるキャラクターがタイプとのことから改めてビビの魅力を伺うと、「根本は父・コブラ王に愛されて育った王室育ちなので、どんなに活発でも気品が隠しきれていないところがすごく好きです」と口に。続けて、「国を守るために命をかけて戦う強さにも心惹かれます!」と明かしてくれた。

作中最推しとのことから「コスプレをする際にはこだわりも強くなりますし、妥協なんてできません」と回答。特にこだわったのはロケーションと衣装の再現度だといい「ビビが国民の前に姿を現すシーンを意識しました。彩度を落とした色調で撮影し、写真全体の雰囲気を調整しています。また、理想のロケーションを求めて、往復8時間かけて離島のビーチへ行きました」と教えてくれた。

また、小物にも妥協を許さない夜さんは、「写真では伝わりにくいのですが、髪飾りにはスワロフスキーを使用して、光に当たるとキラキラ輝く仕様にしました。
30cmにも満たないこの髪飾りが、ウィッグや衣装を含めた中で一番高価なんです! 腕輪にはひとつひとつクリスタルがはめ込まれていて、空に拳を突き上げて光が反射してとても綺麗なんです」と見えないところまで意識しているとのこと。腕に刻まれた"仲間の印"は、一緒にロケへ行った友人が描いてくれたものだそうで、「まさに仲間に刻んでもらった感覚で、お気に入りのポイントです!」と振り返ってくれた。

今年は『ONE PIECE』のコスプレに多く挑戦したいそうで、「ビビの別衣装はもちろん、ナミ、カリファ、プリン、ハンコックも出したい」とのこと。また、「小紫さんのコスプレは準備が大変そうですが、絶対にやりたい。もちろん妥協せずに小物までしっかりと作り込みます。そしてワノ国らしいロケ地で撮れたら最高ですね! そのときはつまみ細工で、高級感あふれるかんざしを制作したいです」と、さらなる挑戦への意欲を見せてくれた。

最後に「これからどんな新しいキャラが登場しても、ビビのことはずっと大好きです! 誕生日おめでとうございます!」と誕生日メッセージも送ってくれた。

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