【写真】舞台は熊本県&番組初の神奈川県、『ポツンと一軒家 春の3時間スペシャル【4点】
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家を徹底調査する『ポツンと一軒家』。
番組冒頭、「自然が大好きなので、山での暮らしへの憧れはあります。ただ、ずっとポツンと一軒家で暮らせるかどうかはわからないですね...」と話すのは桐谷。アフリカ渡航の経験もある桐谷だが、その一方で大自然の厳しさもわかっているよう。長濱は「お休みの日は“本がたくさん読める日だ!”って家から出ないことも多いので、一人ポツンといることは苦じゃないんです。ポツンでの暮らしに将来の自分の姿を重ねたりもします」と語る。
そんな山での暮らしに憧れる二人に対してMCの所ジョージは、「虫はたくさん出るし、以前のポツンでは、イノシシの子どもがおばあちゃんと一緒にコタツに入っていたんだよ!」と過去に登場したポツンでの自然の厳しさを伝えていく。するとパネラーの林修は「せっかくお二人が憧れているのに、夢をつぶさなくても……」と苦笑い交じりに所をたしなめた。
熊本県・天草地方の山奥にあるポツンと一軒家捜索では、地元の方々の温かさに触れながら、やがて元船乗りのご主人とその奥さまに出会う。33年ものあいだ、船上と山奥で離れて暮らしてきたご夫婦だが、今では仲睦まじい生活を送っていた。
その様子に、長濱は「まさに憧れの暮らしです。私の地元(長崎)も、漁師町でしたので、地元のお父さんたちは半年に1回しか帰ってこないような暮らしで。地域で子育てをしていて大きな家族のようでした。そんな暮らしの先、老後はご夫婦で仲良く暮らされている姿が素敵でした」と地元の暮らしに重ねるように語る。
そして、番組初となる神奈川県のポツンと一軒家も登場。山の頂上付近にある広大な牧場。そこには 30 代の若いご夫婦が、乳牛を山地で自由に放牧させる山地酪農に勤しむ姿があった。「薫る野山とともに牛を育てていく」という思いを込めて、牛と自然にひたむきな愛情を注ぐご夫婦の姿に加えて、神奈川とは思えないのどかな絶景もまた大きな見どころに。
長濱と桐谷は「神奈川にこんなにも素晴らしい絶景があるなんて驚きでした!」と声をそろえる。桐谷は「自然とともに牛を育てながら生きていくという厳しさと“凄み”を感じました。地域での活動もされていて、若い方がこうして山地酪農や地域の農業に参加することで、活性化していくという可能性も感じましたね」と感銘を受けた様子。
長濱は「都会で暮らしていると、人とのつながりが少なくなってしまったりしますし、何かをやりたいけど、どうすればいいかわからない、という人もいらっしゃると思うんですが、そんな方々にもぜひ見ていただきたいと思いました」と田舎暮らしの気づきも多くあったよう。
古き良き昔ながらの暮らしぶり、そして生活の知恵も詰まった『ポツンと一軒家 春の3時間スペシャル』は、3月30日(日)18時4分より放送後、TVer・ABEMAで見逃し配信される。
【あわせて読む】長濱ねる、BLACKPINK・ロゼのTシャツを身にまとった“推し活”ショット公開