2018年、「女子高生ミスコン2017-2018」で約30万人の中からグランプリに輝き、芸能界入りを果たした福田愛依。高校生だった彼女は、福岡から上京。
──2月18日(火)に開演する舞台『バレンタイン・ブルー』に出演される福田さんですが、2018年3月に「女子高生ミスコン2017-2018」でグランプリを獲得して芸能界に入ります。昔から演技に興味はあったんですか?
福田 小学生の時にドラマ『ごくせん』を観て、主演の仲間由紀恵さんが素敵だなと思って、漠然と女優に憧れるようになりました。その気持ちが常に心の片隅にありつつ、普通に学生時代を過ごしていて、高校2年生の時に大学進学するか芸能界に挑戦するかを考えていた時に、「女子高生ミスコン」があって応募しました。そこでグランプリを獲れなかったら、進学しようと決めていました。
──芸能界に入りたい気持ちを周囲には伝えていたんですか?
福田 仲の良い親友だけには伝えていて、その親友が「女子高生ミスコン」の存在も教えてくれたんです。もちろん応募する時は親にも相談して、私の気持ちを理解して応援してくれました。
──応募総数が30万人以上だったんですよね。
福田 初めて経験するオーディションで、どこまで自分が進めるのかも分からず無我夢中でやっていたんですけど、グランプリを獲らないと応援してくれた方々にも恩返しできないなって気持ちがあり、グランプリしか考えてなかったです。
──どうしてグランプリを獲れたと自己分析しますか?
福田 最初は他の出場者と差があったんですけど、その差があったからこそ燃えたといううか。
──グランプリ受賞後は多くのメディアに取り上げられましたし、人気バラエティ番組にも立て続けに出演していましたけど、デビュー当時から堂々としている印象でした。
福田 普段から学校でも、ずっと喋っているタイプでしたし、たくさんの人とコミュニケ―ションを取っていたのが活かされたのかなと思います。バラエティ番組自体も楽しくて、緊張よりも楽しいが勝つんですよね。
──中でも印象的だったバラエティ番組は何ですか?
福田 どのバラエティ番組も鮮明に覚えているんですけど、最初に出た『サンデージャポン』(TBS)は、生放送で爆笑問題さんとの掛け合いもあるので、すごく緊張しましたし、強く印象に残っています。
──大御所の芸人さんと共演する機会も多いですよね。
福田 ダウンタウンさん、笑福亭鶴瓶さん、明石家さんまさんなど、ずっとテレビで観ていた芸人さんとご一緒させて頂きました。大勢の出演者がいらっしゃると会話に入るタイミングが難しいですし、私にスポットが当たる時間を与えられたら自分の力を発揮しなきゃいけないですし。たくさん出させてもらったからこそ分かってきたことも多くて、長く芸能界でやってきた方はすごいなって尊敬します。
──高校卒業後は上京して一人暮らしを始めたそうですがホームシックはなかったですか?
福田 最初はめちゃめちゃありました! ただ福岡のお仕事をたくさん頂いているので、時間に余裕があると実家に帰っています。そうやって定期的に福岡に帰られることが、私の大きなエネルギー源になっていますね。今は一人の時間も大切だなと思うので、一人暮らしにも慣れました。
──昨年から「私の卒業」プロジェクトという、今後注目される俳優、女優を応援していくプロジェクトに参加しています。
福田 オーディションで選ばれた16名のキャストが、ワークショップを通して短編ドラマ4本の配役を決めていくんですけど、みんな同世代なので刺激的でした。普段はとても明るい雰囲気なんですけど、ワークショップは緊張感がありました。監督さんが言ってくださったことに臨機応変に対応できるか、どこまで演技について深く考えられるかが試される場なので、オーディションよりも濃ゆい時間でしびれました(笑)。
──短編ドラマは「卒業」をテーマにしたラブストーリーですが、演じる上で意識したことはありますか?
福田 もともとラブストーリーは映画でもドラマでもコミックでも好きなので、それを見て考えたことなどを活かして演じました。
──ラブストーリーでお勧めの作品は?
福田 映画だと『君に届け』が大好きで40回ぐらい観ています。次がどんなシーンか分かっているのに、観るたびに泣いてますね(笑)。涙活にピッタリの作品です。ドラマだと『5→9~私に恋したお坊さん~』で、キュンキュンするんですけど、男性女性それぞれの視点で観ることで苦しい気持ちも理解できるんですよね。
──最近ハマっていることは何ですか?
福田 私、食べるのが大好きなんですよ。一人暮らしを始めてから自炊、外食は半々なんですけど、一人焼肉、一人寿司、一人焼き鳥などもします。
──一人焼き鳥は、かなりハードルが高いですよね。
福田 皆さんそう言われるんですけど、そんなに違和感ないですね。まだお酒は飲めない年齢なので、カウンターでお店の方と会話することもなく、好きな物だけを食べて帰るんですけど、確かに周りはサラリーマンの方ばかりです。誰かと話さなくても、街を散歩するだけで得るものも多いんですよ。家にいると何も起きないので、オフの時はなるべく外に出る時間を作るようにしています。
──先日、『バレンタイン・ブルー』の台本の読み合わせがあったそうですがいかがでしたか?
福田 本の読み合わせは初めての経験だったので緊張しましたね。あと自分でもビックリするほど声が出なかったです。いつもは声が大きい方なんですけど、まだ自分の声のボリュームを理解してないんでしょうね。
──福田さんが演じる板倉留美はどんな役柄なんですか?
福田 ダンス部に所属するダンスに打ち込む元気な女の子です。先輩と後輩の間に入って中立的な立場を取っているんでけど、そこで生じる葛藤などをしっかり演じたいと思っています。私自身、高校時代はチアリーディング部に所属していたんですけど、その時は中立的な立場というより、しっかり自分の意見を言うタイプだったので、演じるのがすごく新鮮です。
──『バレンタイン・ブルー』はダンスシーンもふんだんにあるそうですが、高校を卒業してダンスをする機会はありましたか。
福田 地元のテレビ局「FBS福岡放送」の50周年記念プロジェクト「やーっ!ダンスプロジェクト」で応援マネージャーをさせて頂いていて、そこで踊っています。
──チアリーディングを始めたきっかけは?
福田 もともと運動が好きで、普段から外で遊び回るような女の子だったんですけど、高校で何か部活をやりたいなと思って、チアリーディング部に入りました。全国大会にも出場したんですけど、めちゃめちゃ体育会系で、そこで学んだことはたくさんありますね。
──最後に今年の抱負を聞かせてください。
福田 昨年まで、バラエティ、お芝居、イベントなど、いろんなお仕事をさせて頂いたので、今年はその経験を活かして、どのお仕事でも前回以上の結果を残せるように実力をつけていきたいです。そのためには一つひとつのお仕事をコツコツと頑張っていきたいですね。あと11月で二十歳になる節目の年なので、大人になる準備期間として毎日を大切に過ごしていきたいです。
▽舞台『バレンタイン・ブルー』
日時:2月18日(火)~25日(火)
場所:博品館劇場
作・演出:堤泰之
出演:前島亜美、久保田秀敏、武子直輝、日比美思、飛鳥凛、出口亜梨沙、中崎絵梨奈(※1)、行徳智仁、會田海心、近藤簾、高橋果鈴(※2)、福田愛依、高石あかり(※3)、しゅはまはるみ、西ノ園達大
公式サイト:http://no-4.biz/valentineblue/
※1中崎の「崎」は「たつざき」が正式表記
※2高橋の「高」は「はしごだか」が正式表記
※3高石の「高」は「はしごだか」が正式表記
デビュー間もない時期に、数々の人気バラエティ番組に出演し、大物芸能人にも臆することなく、その現場を楽しんでいたという。今では、一人焼肉、一人寿司、一人焼き鳥も平気だというが、そのエネルギーに満ち溢れたその源は一体なんなのか。今年で二十歳を迎える福田に迫る。
──2月18日(火)に開演する舞台『バレンタイン・ブルー』に出演される福田さんですが、2018年3月に「女子高生ミスコン2017-2018」でグランプリを獲得して芸能界に入ります。昔から演技に興味はあったんですか?
福田 小学生の時にドラマ『ごくせん』を観て、主演の仲間由紀恵さんが素敵だなと思って、漠然と女優に憧れるようになりました。その気持ちが常に心の片隅にありつつ、普通に学生時代を過ごしていて、高校2年生の時に大学進学するか芸能界に挑戦するかを考えていた時に、「女子高生ミスコン」があって応募しました。そこでグランプリを獲れなかったら、進学しようと決めていました。
──芸能界に入りたい気持ちを周囲には伝えていたんですか?
福田 仲の良い親友だけには伝えていて、その親友が「女子高生ミスコン」の存在も教えてくれたんです。もちろん応募する時は親にも相談して、私の気持ちを理解して応援してくれました。
──応募総数が30万人以上だったんですよね。
福田 初めて経験するオーディションで、どこまで自分が進めるのかも分からず無我夢中でやっていたんですけど、グランプリを獲らないと応援してくれた方々にも恩返しできないなって気持ちがあり、グランプリしか考えてなかったです。
──どうしてグランプリを獲れたと自己分析しますか?
福田 最初は他の出場者と差があったんですけど、その差があったからこそ燃えたといううか。
常にネガティブにならず上に行くことだけを考えていたのが良かったのかなと思います。
──グランプリ受賞後は多くのメディアに取り上げられましたし、人気バラエティ番組にも立て続けに出演していましたけど、デビュー当時から堂々としている印象でした。
福田 普段から学校でも、ずっと喋っているタイプでしたし、たくさんの人とコミュニケ―ションを取っていたのが活かされたのかなと思います。バラエティ番組自体も楽しくて、緊張よりも楽しいが勝つんですよね。
──中でも印象的だったバラエティ番組は何ですか?
福田 どのバラエティ番組も鮮明に覚えているんですけど、最初に出た『サンデージャポン』(TBS)は、生放送で爆笑問題さんとの掛け合いもあるので、すごく緊張しましたし、強く印象に残っています。
──大御所の芸人さんと共演する機会も多いですよね。
福田 ダウンタウンさん、笑福亭鶴瓶さん、明石家さんまさんなど、ずっとテレビで観ていた芸人さんとご一緒させて頂きました。大勢の出演者がいらっしゃると会話に入るタイミングが難しいですし、私にスポットが当たる時間を与えられたら自分の力を発揮しなきゃいけないですし。たくさん出させてもらったからこそ分かってきたことも多くて、長く芸能界でやってきた方はすごいなって尊敬します。
──高校卒業後は上京して一人暮らしを始めたそうですがホームシックはなかったですか?
福田 最初はめちゃめちゃありました! ただ福岡のお仕事をたくさん頂いているので、時間に余裕があると実家に帰っています。そうやって定期的に福岡に帰られることが、私の大きなエネルギー源になっていますね。今は一人の時間も大切だなと思うので、一人暮らしにも慣れました。
──昨年から「私の卒業」プロジェクトという、今後注目される俳優、女優を応援していくプロジェクトに参加しています。
福田 オーディションで選ばれた16名のキャストが、ワークショップを通して短編ドラマ4本の配役を決めていくんですけど、みんな同世代なので刺激的でした。普段はとても明るい雰囲気なんですけど、ワークショップは緊張感がありました。監督さんが言ってくださったことに臨機応変に対応できるか、どこまで演技について深く考えられるかが試される場なので、オーディションよりも濃ゆい時間でしびれました(笑)。
──短編ドラマは「卒業」をテーマにしたラブストーリーですが、演じる上で意識したことはありますか?
福田 もともとラブストーリーは映画でもドラマでもコミックでも好きなので、それを見て考えたことなどを活かして演じました。
──ラブストーリーでお勧めの作品は?
福田 映画だと『君に届け』が大好きで40回ぐらい観ています。次がどんなシーンか分かっているのに、観るたびに泣いてますね(笑)。涙活にピッタリの作品です。ドラマだと『5→9~私に恋したお坊さん~』で、キュンキュンするんですけど、男性女性それぞれの視点で観ることで苦しい気持ちも理解できるんですよね。
──最近ハマっていることは何ですか?
福田 私、食べるのが大好きなんですよ。一人暮らしを始めてから自炊、外食は半々なんですけど、一人焼肉、一人寿司、一人焼き鳥などもします。
──一人焼き鳥は、かなりハードルが高いですよね。
福田 皆さんそう言われるんですけど、そんなに違和感ないですね。まだお酒は飲めない年齢なので、カウンターでお店の方と会話することもなく、好きな物だけを食べて帰るんですけど、確かに周りはサラリーマンの方ばかりです。誰かと話さなくても、街を散歩するだけで得るものも多いんですよ。家にいると何も起きないので、オフの時はなるべく外に出る時間を作るようにしています。
──先日、『バレンタイン・ブルー』の台本の読み合わせがあったそうですがいかがでしたか?
福田 本の読み合わせは初めての経験だったので緊張しましたね。あと自分でもビックリするほど声が出なかったです。いつもは声が大きい方なんですけど、まだ自分の声のボリュームを理解してないんでしょうね。
──福田さんが演じる板倉留美はどんな役柄なんですか?
福田 ダンス部に所属するダンスに打ち込む元気な女の子です。先輩と後輩の間に入って中立的な立場を取っているんでけど、そこで生じる葛藤などをしっかり演じたいと思っています。私自身、高校時代はチアリーディング部に所属していたんですけど、その時は中立的な立場というより、しっかり自分の意見を言うタイプだったので、演じるのがすごく新鮮です。
──『バレンタイン・ブルー』はダンスシーンもふんだんにあるそうですが、高校を卒業してダンスをする機会はありましたか。
福田 地元のテレビ局「FBS福岡放送」の50周年記念プロジェクト「やーっ!ダンスプロジェクト」で応援マネージャーをさせて頂いていて、そこで踊っています。
あとダンスレッスンを受けていた時期があって。ジャズダンスを習っていたんですけど、チアリーディングとは全然違うので難しかったです。
──チアリーディングを始めたきっかけは?
福田 もともと運動が好きで、普段から外で遊び回るような女の子だったんですけど、高校で何か部活をやりたいなと思って、チアリーディング部に入りました。全国大会にも出場したんですけど、めちゃめちゃ体育会系で、そこで学んだことはたくさんありますね。
──最後に今年の抱負を聞かせてください。
福田 昨年まで、バラエティ、お芝居、イベントなど、いろんなお仕事をさせて頂いたので、今年はその経験を活かして、どのお仕事でも前回以上の結果を残せるように実力をつけていきたいです。そのためには一つひとつのお仕事をコツコツと頑張っていきたいですね。あと11月で二十歳になる節目の年なので、大人になる準備期間として毎日を大切に過ごしていきたいです。
▽舞台『バレンタイン・ブルー』
日時:2月18日(火)~25日(火)
場所:博品館劇場
作・演出:堤泰之
出演:前島亜美、久保田秀敏、武子直輝、日比美思、飛鳥凛、出口亜梨沙、中崎絵梨奈(※1)、行徳智仁、會田海心、近藤簾、高橋果鈴(※2)、福田愛依、高石あかり(※3)、しゅはまはるみ、西ノ園達大
公式サイト:http://no-4.biz/valentineblue/
※1中崎の「崎」は「たつざき」が正式表記
※2高橋の「高」は「はしごだか」が正式表記
※3高石の「高」は「はしごだか」が正式表記
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