大谷翔平、ベッツ、フリーマンをはじめ、多くのスター選手が所属するロサンゼルス・ドジャースを率いて昨シーズンのワールドチャンピオンに導いた名将、デーブ・ロバーツへの「ABEMA」独占のインタビュー企画『おはようロバーツ』が、4月28日(月)朝8時より放送された。

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番組では、シカゴに遠征中のロバーツ監督が滞在するホテルに潜入し、ここでしか聞けない様々な裏話を放送した。


まずは4月19日(土)(※現地時間)に第一子が誕生した大谷翔平選手にまつわる裏話を大公開。ロバーツ監督は「翔平は幸せそうだった。昨日も私が食堂で食事をしていたら、翔平は携帯のFaceTimeで赤ちゃんを見ていたよ。とても誇らしげだったよ」と大谷選手の表情を明かした。

また、大谷選手が利用したMLBの産休制度こと「父親リスト」について、ロバーツ監督は「大事なことです。家族は大切です」と笑みを浮かべて語った。

さらに、2児の父であるロバーツ監督に、“パパとしてのアドバイス”を尋ねると、「赤ちゃんはお母さんにべったりでしょ?だから最初は真美子を応援してあげなきゃ」とメッセージを伝え、「翔平の赤ちゃんは背が高くなると思います。でも、真美子と翔平がスポーツをしているからといって、『子どももスポーツをすべき』ということではない。私は翔平の赤ちゃんの幸せをただただ願うだけです」と語った。

また、遠征先での対戦相手であるシカゴ・カブスの選手について直撃。今季の開幕投手を務めた今永昇太投手について、ロバーツ監督は「昇太の競争心が本当に好きです。彼はストレートを生かすためにスプリットを使う方法を知っている。
そのスプリットは本当にストレートのように見えるんだ。スプリットで空振りを多く奪って、必要な場面で高めにストレートを投げることができる」と評価した。

そんな今永投手と大谷選手の対戦成績は10打数1安打(※4月28日時点)と、大谷選手が苦戦している様子。今永投手の攻略方法についてロバーツ監督に聞くと、「翔平は少し焦っているように見える。今永は簡単に甘いボールは投げない。翔平はもう少し待てばいいのに振ってしまう」と分析。

さらに鈴木誠也選手について、ロバーツ監督は「誠也がMLBに適応したのが嬉しい。日本人選手にとって最も難しいのが打撃だからね。彼はホームランを最低30本、いやもっと打つかも」と予想した。

また、日本時間で4月29日(火・祝)から始まるマイアミ・マーリンズとの3連戦について、ロバーツ監督は「私はマーリンズのアルカンタラ投手が好きです。トミージョン手術から復帰して、今年はいい投手になるでしょう」と注目選手を語り、「ドジャースは攻撃でもう少し波がないようにしたい」と意気込んだ。

なお、このマーリンズ戦の4月29日(火・祝)および5月1日(木)の模様は、「ABEMA」にて無料生中継される。


さらに、話題は来年開催されるWBCへ。大谷選手が「選んでいただけるなら光栄」と語っていたことに触れると、ロバーツ監督は「素晴らしいと思います。ご存知の通り、WBC史上最高の瞬間は翔平とトラウトの対決。世界中の誰もが見ていた。だから翔平が日本を代表するというのは本当に特別なことだろう」と目を細めた。

また、日本人の母を持つロバーツ監督に、「監督をするなら日本とアメリカどっちがいい?」とズバリ質問。ロバーツ監督は「ハハハ!」と笑い声をあげ、「私にはアメリカの監督の方が簡単。言葉が通じるからね」と回答。

その一方で、「日本の選手たちともっと時間を過ごしたいですね。どう練習しているのかを見たい。みんな大好きです」と日本人選手への想いを語った。

番組の最後には、日本にルーツを持つロバーツ監督が“箸で豆つかみ”に挑戦する一幕も。
日本のプロ野球で使用され、折れてしまったバットから作られた箸“かっとばし!!”をプレゼントすると、「イカしてるね!とてもクール。翔平に見せなきゃ。今日見せよう」と歓喜の声。

制限時間30秒の中で、30センチの間隔があいた皿へ箸で豆をつかみ、移すゲームに挑戦してもらうと、箸で上手に豆をキャッチするロバーツ監督の姿が。しかし、「やってしまった…」とつぶやくと、惜しくも箸から豆がこぼれ落ちていった。

ロバーツ監督は「もう1回!」と第2試合を懇願。そして、見事6つの豆を箸で運ぶことに成功。ロバーツ監督は「箸をつかえるのは素晴らしい。才能がいるな…」と語り、楽しそうな様子だった。

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