お笑いタレントのカンニング竹山が5月29日、コメンテーターを務める情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(TBS系)に出演。注目される備蓄米について持論を展開した。


【関連写真】八代亜紀さんの“ヌード付きCD”発売に怒るカンニング竹山

番組では政府が随意契約した備蓄米の大手小売業者への引き渡しが開始したことなど、備蓄米放出について特集。MCを務めるフリーアナウンサーの石井亮次が「竹山さん、(備蓄米の)注目度は上がっていますが…」と振ると、竹山は「注目度は上がっているけど、これは一時期の起爆剤みたいなものだから」と話し出した。

竹山は「2000円くらいで古米や古古米をワッと出しますけど、その後それでいくかというと、いかないわけで。これを出している間にどれだけ農政改革とか小売りの問題とか、今あるお米をどれくらいの値段で出せるとか、そこをやることがメインだから」と小泉農水相と政府に釘を刺した。

石井アナが「おっしゃる通り」と同意すると、竹山は「一時的にワッとなりますけど、結局全員には行き渡らないわけで。1億2000万人を30万トンで割ると、1人2キロちょいくらいなんですよね。赤ちゃんまで入れてね。だから、それくらいの量だから、今は」と危機感をあらわに。

さらに「(備蓄米を)手に入れられる人は入れたほうがいい。ご家族がいたりとか成長期の子がいたりするところは手に入れたほうがいい。でも、ここから普通に戻るから、戻ったときに米の値段をどれだけ落とせるかが勝負」と今後の課題を示すと、石井アナはまたも「おっしゃる通りです」と深く同意していた。

【あわせて読む】「だから米価は下がるわけがない」橋下徹氏の苦言に賛同の声殺到「農水相も据え置きか!」
編集部おすすめ