【関連写真】速記の猛勉強をはじめたのぶ、ほか『あんぱん』64回 【5点】
番組冒頭はいつものように“朝ドラ受け”。鈴木奈穂子アナは、前日の涙とは打って変わり笑顔で「新しい展開が」と、今後のストーリーに期待する反応を寄せていたいたのだが…。
『あんぱん』第64回を振り返ってみよう。
ヒロインの若松のぶ(今田美桜)は、亡くなった夫の次郎(中島歩)が残してくれた本を参考に、速記の勉強に励んでいる。ラジオから流れる歌の歌詞を速記で書き写すだけでは飽き足らず、闇市に出向いては、まざまな人々の会話に耳を傾け、速記でメモを取るのだ。
すると、のぶは酔っ払いの男に声をかけられ、メモを見せることに。のぶが速記をできることに驚いた男は、「好奇心、探究心、しぶとさ、ずうずうしさ。新聞記者に必要な物をすべて持ち合わせちゅうき」とのぶを気に入り、「明日、我が社の編集局に来たまえ」と、「高知新報 編集局 東海林」と書かれた名刺を渡したのだ。思いがけないスカウトを受けたのぶは翌日、高知新報へ向かうのだった――。
この展開に大吉は、酔っ払った男が自分の発言を覚えているのだろうかと、心配したというワケだ。
相棒の博多華丸の方を向いた大吉は、「昔あったでしょ。福岡で」と、過去の体験を話すように促す。
「屋台で大騒ぎしていたら『君はなんか吉本の子みたいだね』と話しかけられた」と語り出した華丸。「はい、福岡の吉本なんですけど」と返したところ、その男は「いつか大阪に来ることがあったら来なさい」と言い、名刺を手渡してきたのだとか。その人物こそ、吉本興業本社の会長だったというのだ。
華丸の話に鈴木アナは「すごい!同じシチュエーション」と、『あんぱん』の展開とまったく同じことに驚いていた。
さて、会長の言葉を真に受け、大阪に行った際に2人が挨拶に訪ねたところ、会長から「何しに来た」と言われたと大吉。華丸も「君は誰だ」と言われたと重ねると、鈴木アナは爆笑。
酔っていた会長が自分の言葉を覚えていなかったため、「エライ目に遭った」と、大吉はこぼしていた。
はたして『あんぱん』の新聞記者・東海林は、のぶに言ったことを覚えているのだろうか。心配になってくるのである。
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